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candy for vintage age

ある日、「のど飴」を求めてお菓子売場に行くと

「ん?なんかオシャレ・・・。」

そんなのど飴を発見、
「お洒落だから」という理由で
ついつい購入してしまった。



candy for vintage age_c0077105_204680.jpg


カンロ「大人ののど飴」

お洒落なのはパッケージだけではなく、
その味は何と・・・「アップルシナモン味」。

ミント、レモン、梅・・・
そんな「のど飴」の世界では
ありそうでなかったテイスト。
新鮮ですね。

お味の方ですが、
フルーティーなアップルに
シナモンのスパイスが絶妙、
まるで「紀伊国屋」のアップルパイが
キャンディーになったような、
何ともお洒落なテイスト。




・・・・なのですが、

「んー、ウマイ。んー、お洒落。」

「シナモンの香りが効いてるなー。」

と思っているうちに、

「あれ、でもこの香りって・・・・。」

と、ある「不安」が、頭をよぎった。



その不安とは・・・



シナモンといえば「にっき」。

「にっき」といえば、
古くから「浅田飴」(えんじ色の)などで
よくあるテイスト。

僕も子供の頃は、
「にっきの匂い=お年寄りの匂い」
というイメージが非常に強かった記憶がある。

本人は

「アップルシナモン、お洒落〜。」

と思っているのに、
周囲の人間からは、

「あれ、この匂い・・・。」

「ひょっとして、浅田飴?」

「ヤフヤフさん浅田飴なめてるみたい・・・。」

「えー、やっぱジェネレーションギャップ感じるわ〜。」

という、
「お洒落」とは正反対の反応。

そしていつの間にか

「そういえばこの前は龍角散臭かった。」

「いやサロンパス臭かった。」

「いやいや仁丹臭かった。」

そんな根拠のない噂が飛び交う
・・・というような展開になってしまうのか?

そう考えると、
人前で「アップルシナモンのど飴」を食べるのには
かなり勇気が必要となってくる。

人目を盗んでコソコソ食べる、禁断ののど飴。
だからこそ「大人ののど飴」なのか?
(「大人の」はひらがなで「おとなの」の方が
イイと思うけど・・・。)

いや、でも、
本当に美味しいので、ぜひお試しを・・・。
by boppuccino | 2008-09-21 23:59 | food&drink
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