ある日、「のど飴」を求めてお菓子売場に行くと
「ん?なんかオシャレ・・・。」
そんなのど飴を発見、
「お洒落だから」という理由で
ついつい購入してしまった。
カンロ「大人ののど飴」
お洒落なのはパッケージだけではなく、
その味は何と・・・「アップルシナモン味」。
ミント、レモン、梅・・・
そんな「のど飴」の世界では
ありそうでなかったテイスト。
新鮮ですね。
お味の方ですが、
フルーティーなアップルに
シナモンのスパイスが絶妙、
まるで「紀伊国屋」のアップルパイが
キャンディーになったような、
何ともお洒落なテイスト。
・・・・なのですが、
「んー、ウマイ。んー、お洒落。」
「シナモンの香りが効いてるなー。」
と思っているうちに、
「あれ、でもこの香りって・・・・。」
と、ある「不安」が、頭をよぎった。
その不安とは・・・
シナモンといえば「にっき」。
「にっき」といえば、
古くから「浅田飴」(えんじ色の)などで
よくあるテイスト。
僕も子供の頃は、
「にっきの匂い=お年寄りの匂い」
というイメージが非常に強かった記憶がある。
本人は
「アップルシナモン、お洒落〜。」
と思っているのに、
周囲の人間からは、
「あれ、この匂い・・・。」
「ひょっとして、浅田飴?」
「ヤフヤフさん浅田飴なめてるみたい・・・。」
「えー、やっぱジェネレーションギャップ感じるわ〜。」
という、
「お洒落」とは正反対の反応。
そしていつの間にか
「そういえばこの前は龍角散臭かった。」
「いやサロンパス臭かった。」
「いやいや仁丹臭かった。」
そんな根拠のない噂が飛び交う
・・・というような展開になってしまうのか?
そう考えると、
人前で「アップルシナモンのど飴」を食べるのには
かなり勇気が必要となってくる。
人目を盗んでコソコソ食べる、禁断ののど飴。
だからこそ「大人ののど飴」なのか?
(「大人の」はひらがなで「おとなの」の方が
イイと思うけど・・・。)
いや、でも、
本当に美味しいので、ぜひお試しを・・・。