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respect for music

友人のT橋さんから、
マンガ「のだめカンタービレ」を
とりあえず3巻まで貸してもらい読破。

さすがに、面白いですね。
早く続きが読みたい・・・。

その「のだめ」の2巻に
こんなセリフが出てきて
その言葉が最近ずっと、
心の中で繰り返されている。

それは

「音楽を、人を、尊敬してて 
それが自分に、返ってくる・・・」

という言葉。

音楽に関わる人間として、
「ああ、いい言葉だな・・・」と、
率直に思いました。

音楽に泣き、笑い、苦しみ、
そして結局はまた、音楽に救われる・・・・
自分はそれの繰り返しだな、と
「のだめ」読んで爆笑しながらも、
ふと思いました。
そして励まされました。

さて、「音楽に救われる・・・・」
そんな一枚のアルバム、
僕の場合は真っ先に、これです。

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DONNY HATHAWAY/IN PERFORMANCE
ダニー・ハザウェイ「イン・パフォーマンス」

「70年代ソウル」を代表する存在である
ダニー・ハザウェイのライブアルバムといえば
何と言っても「LIVE!」が有名で、
このアルバムは彼の死後に急遽発表された
編集盤、内容もかなり地味なのですが
何故か僕にはとても「しっくりとくる」一枚。

もう10年以上前に買って、今まで本当に、
何回聴いたかわからない。
落ち込んだ時、辛い時、あるいは失恋した時・・・・
そういう時には、必ずこのアルバムを聴いてしまう・・・。

たぶんこれからもずっと、聴き続けると思います。

あまり人に薦めたりすることはないけど、
自分にとっては、特別すぎる一枚。

ダニー・ハザウェイと彼の音楽に、
ここで改めて敬意を表したいと思います。



<CD of the day vol.12>

Cannonball Adderley/Mercy Mercy Mercy

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昨日紹介した「Kind of Blue」に
参加していたアルトサックス奏者、
キャノンボール・アダレイのライブ・アルバムだが、
実際はスタジオにサクラ客を集めて行った、
「偽ライブ」らしい。

ブルージーでメロウなタイトル曲
「マーシー・マーシー・マーシー」が
何と言っても最高。

この曲を作曲したピアニストの
ジョー・ザヴィヌルは最近、
日本のオヤジ雑誌「Z」のモデルとして
毎月表紙を飾っているようだが、
果たして第2のジローラモさんに、
なれるんでしょうか?

by boppuccino | 2007-03-21 23:59 | sounds