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American casual for every women <1>

最近考えた「アメカジ川柳」に
こんな句がある。

<ネペンテス レディースあるのに 女子いない>

・・・さて、
最近アメカジ系ショップに行って
よく思うこと、それは・・・・

「男子ばっかり。」

店員も男子、お客も男子・・・。

例えば冒頭の渋谷「ネペンテス」。

入って右奥にレディースコーナーがあり、
それなりの広さで、
また素晴らしい品揃えなのだが・・・・

僕の知る限り、
ここで女性客を見かけたことは、
一度もない・・・。

かつて、アメカジ最盛期の頃は
アメカジ系ショップに行けば
必ずと言っていいほど、
そこに女性の姿があった。

それは店員さんであったり、
お客さんであったり・・。

「本物」を求めて
わざわざメンズのアメカジショップに
一人で来るような人達だから、
当然みんな
お洒落&カッコイイ女性であった。

そして当時はよく、
メンズのお洋服に混ざって
「ボーイズサイズ」の服が置いてあった。

それはもともとボーイズ用、
つまりアメリカの少年が着る子供服なのだが、
それを日本ではアメカジ派の女性のために売っていたのだ。

「アメカジ」が男女のコミュニケーションの
キーワードとして成立した時代・・・。
いい時代だった。

アメカジ for women、再び・・・

そう考えた僕が向かったのは、
「BEAMS BOY」

そのネーミングからわかるように
アメカジ全盛期の
「ボーイズサイズ」の服がコンセプトのお店だが、

開店当初は、レディースなのに「BOYS」という、
その着眼点の鋭さに
「さすがBEAMS」と思ったのを覚えている。

さて、かなり久しぶりに入ったBEAMS BOY、
ちなみに男一人で入ったのだが・・・

いきなり入り口付近に、
なんとローファー。
しかもmade in U.S.A。

今どきローファー?
誰が履くのか?
とも思ったが、
いや、こういうところが、さすがBEAMS・・・。

さらに中に入ると、
今注目の「De Martini」のメッセンジャーバッグ。

さらには「Russell Moccasin」のブーツ。
たぶん別注モノ。

「Yuketen」のリングブーツ。

「Walla Walla」の7分袖Tシャツ。

シエラ・デザインズのマウンテンパーカ・・・・

と、そこはまさにmade in U.S.Aの宝庫。

思わず、自分が男であることを忘れて
「あの、この超カワイイブーツ、試着していいですか?」
と言いそうになった・・・。

女子へのアメカジの普及に妥協のない姿勢を貫く
BEAMS BOYに、ここで改めて敬意を表したい。

by boppuccino | 2007-02-16 23:59 | place