「古着屋でアメリカ製ラルフ ローレンの服を
探すのが個人的な趣味」と先日書いたが、
要するにそれはラルフ ローレンが
アメリカでの生産をやめてしまったからで、
もはやmade in U.S.Aのラルフ ローレンは
古着でしか手に入らない、ということだ。
ラルフ ローレンがアメリカでの生産をやめてしまったのが
いつなのかは、はっきりとはわからない。
アイテムによってはかなり前から
アジアや南米で生産されていたような気もするし、
「ポロ・カントリー」や「ダブルアールエル」などの製品は
90年代後半ごろまで、まだアメリカで生産していたように思う。

写真は僕が所有しているポロ・カントリーの
Gジャンタイプのジャケット。
made in U.S.A
5年程前に古着で購入。
購入価格はたしか7800円ぐらいだったと思う。

ショボい写真で申し訳ないのですが、
革パッチにも「made in U.S.A」の文字が
誇らしげに刻まれている。
その誇りは、今どこへ・・・・?
さて、現行のラルフ ローレンの製品に
アメリカ製のものが一つもないかというと、
ほんの一部に限り、
今でもアメリカで作っているものがあるようだ。
ラルフ ローレン表参道でも
「made in U.S.A」の製品がないか探してみると、
いくつかあった。
でもそれは、一本4万円ぐらいするジーンズや、
6万円ぐらいするキャンバスバッグなどで、
ハンドメイドの高級品ばかり・・・。
が、数少ない「手の届く」アメリカ製ラルフ ローレンも、
かろうじてあります。

ポロ・ラルフ ローレンのリボンベルト。
made in U.S.A
都内のセレクトショップなどでは1万円ぐらいで売っているが、
僕はこれを横浜にあるヒップホップ系のお店で3990円で入手。
ヒップホップ系やストリート系ファッションのお店に
勇気を出して入ってみると、思わぬ収穫があることが多い。
そして店員さんも見た目は怖いのに
妙に礼儀正しい人であることが多い。
が、このベルト、買ってから3ヶ月ほどで、
あちらこちらで縫い目がほつれたり、生地が破れたり、
完全に「ハズレ」であった・・・・。
アメリカ製=タフ
その神話がここで崩壊?
いやそれだけは勘弁して・・・。