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「スタジャン」
それはアメカジの王道アイテムと言って間違いない。
が、僕は今までに一度もスタジャンに
手を出したことはないまま、今日に至る。

「スタジャン」は「スタジアムジャンパー」の略であるが、
「スタジアムジャンパー」とは和製英語で、
アメリカではスタジャンのことを
「アワードジャケット」と呼ぶらしい。

もともとは大学のスポーツ選手が
大会などに出場した時に、
その功績を讚えて贈られたジャケット、
だから「アワード」ジャケットとのこと。

つまりアメリカではもともと「体育会系」の
「硬派」なアイテムであったスタジャンだが、
日本でスタジャンというと
どうしても「軟派」なイメージが
つきまとうのは僕だけ?

僕が大学生の頃は、
構内を揃いのスタジャンを着て
男女7人ぐらいで歩き回ってる、
軟派なスポーツサークルの人達が
まだけっこう存在した。

そして当時は僕も若かったから、
そういう人達のことを激しく軽蔑していた。
もちろん今だったら
素直に「うらやましい」と思えるんだけど・・・。

そんな「サークルで揃いのスタジャン」の習慣って
今でも存在するのでしょうか?
最近ほとんど見かけない気がしますが・・・。
すでに絶滅していることを、祈りたい。

さて、そんなわけで
大学生の頃はスタジャンなんて
絶対に着たくなかった。

その流れで卒業後も、
「今さらスタジャンなんて・・」と
特に興味を持つことはなかったのだが、
ここ数年、僕の中でスタジャンが
非常に気になるアイテムになっている。

何故かというと、
数年前から多くのアメカジ系ショップで、
「大学生スタジャン」とは一線を画すような、
「オトナのスタジャン」が展開されているのだ。

その多くを手掛けているのが、
「スクーカム(SKOOKUM)」社。

アメリカはワシントン州にある
CENTRALIA KNITTING MILLS社が1939年に設立したブランド。
ちなみに「SKOOKUM」とは
インディアンの言葉で「最高の」という意味らしい。

ここ数年、多くのブランドやセレクトショップが
スクーカムに別注をかけたスタジャンを発表していて、
そのどれもが、非常にシブい。

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スクーカム社のスタジャン。
これならキャンパス内でも
きっと一目置かれるであろう、シブい一着。
ただしお値段もかなりシブく、59850円・・・・。

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そしてこちらは渋谷「ネペンテス」の別注による
スクーカム社製のスタジャン。
ボディにあの「オルテガ」のインディアンラグを使用していて、
もはや「スタジャン」の域を完全に超えた、究極の一着。
そしてお値段も究極プライス、14万4900円!
一体誰が買うのか・・・?

そんなわけで、やはりスタジャンには手が出ないままなのでした。

by boppuccino | 2006-11-04 01:01 | products