街行く人々の背中を見れば、
そこにはいつの時代も
色とりどりのメッセンジャーバッグが・・・。
さて、2006年現在の
メッセンジャーバッグ情勢といえば、
「フライターグ(FREITAG)」が
圧倒的な勢力を誇っているように思われる。
が、最近フライターグにそっくりな
バッグブランドをよく見かける。
それが「カルトバッグ(KURTBAG)」。
フライターグか?
カルトバッグか?
・・・・それが問題だ。
フライターグは1993年、
スイスのフライターグ兄弟によって設立されたバッグブランド。
トラックの幌やシートベルト、自転車のチューブなどの
リサイクル素材を組み合わせて作られているため、
全てが「一点モノ」、
同じ柄のものは二つと存在しないという。

様々な大きさ、様々なデザインのバッグを手掛けているが、
代表的なアイテムは、やはりメッセンジャーバッグか・・。
一方のカルトバッグは、
1996年にドイツ人の夫婦によって設立されたブランド。

フライターグ同様、
リサイクル素材を使った様々なバッグを展開している。
が、それにしても、
メッセンジャーバッグなどは、
デザインも素材も、本当によく似ている。
というか、同じ・・・?
ブランドの創立はフライターグの方が先。
ではカルトバッグは、パクリなのか?
いや、カルトバッグのバッグを取扱う店はどこも、
とても「バッタ物」を置くような店ではないし、
カルトバッグ取扱店も、
最近かなり増えてきているように思う。
フライターグとカルトバッグ、
その関連性やいかに・・・。
で、調べたところ、カルトバッグは
「フライターグから独立した人が始めたブランド」である、
という説を入手した。
その信憑性はまだ確かなものではないのだが、
どうやら何らかの師弟関係、「のれん分け」的関係が
あるのではないかと思われる。
(詳しい情報をお持ちの方はぜひ教えて下さい。)
さて、最後に、
僕が持っている唯一のカルトバッグのアイテム。
と言ってもバッグではなく、財布です。

外側がウール素材なのと
どことなくミルスペック(ミリタリー仕様)っぽい
雰囲気に惹かれた。
値段もバッグに比べると全然安い。
(確か6000円位だった。)
でもデカすぎて、
パンツのポケットに入らないこともしばしば。
いい財布って、ありそうでないですね・・・・。
フライターグか?
カルトバッグか?
・・・・あなたはどちら?
http://www.freitag.ch/
http://www.kultbag.de/