
いよいよ本格的に、秋の気配。
読書の秋。食欲の秋。そして「重ね着」の秋。
そんな、重ね着大好きなアメカジ派にとって、
秋冬のインナー(別名:肌着)に
欠かすことの出来ないアイテム、
それが「サーマル(thermal)」。
もともと「thermal」とは
「thermo(熱)」から派生した形容詞で、
「保温の良い」または
「織りの厚い」という状態を指すらしいが、
もし入試問題で「サーマルの定義は?」と問われたら、
「Tシャツより分厚くて、保温性の高いコットン生地。
その多くは<ワッフル状>に編み込まれている」
とでも答えておけば、まあ間違いないと思われる。
さて、アメカジ派にとってサーマルといえば・・・・・
10人中8人ぐらいは、
このブランドの、この生地を思い出すのでは?

「ロングジョン(LONG JOHNS)」のサーマルTシャツ。
まだmade in U.S.Aだった頃のモデル。
タグには「WARM UP,AMERICA!」と書いてある。
残念ながらロングジョンもまた、
アメリカでの生産を終了してしまったが、
古着屋に行けば、made in U.S.Aのロングジョンが
1000円ぐらいで買えるので、
今のうちに買いだめしておくのが得策かと・・・。
サーマルは僕も大好きで、
毎年、冬になると毎日のように愛用している。
生地そのものの保温性に加えて、
肌にピタッと密着するような着心地で、温かさ倍増。
そして着込んでいくうちに袖や裾の部分が
ヨレヨレになっていくのだが、
そのヨレヨレ具合がまた絶妙。
ところで、今ぐらいの季節には
長袖のサーマルTシャツの上に
半袖のTシャツを重ね着するのがベスト。

そのレイヤーの組み合わせをあれこれ考えるのも、
アメカジの楽しみの一つと言えましょう。