アメリカン・カジュアルに魅了されて以来、
「Made in U.S.A」の洋服は僕にとって
特別な存在であり続けている。
そんなアメリカ製の服やバッグなどについてくる、
フラッシャーとも呼ばれる紙タグ。

洋服自体は着古して処分してしまっても、
紙タグはほとんどすべて保管してあるので、
コレクションもかなりの数に・・・・。
紙タグにはその洋服の「思い出」という意味もあるが、
それよりも僕は、
タグのデザイン自体にすっかり魅了されてしまった。
とにかくどれもポップで、かっこよかった。
他の人にとっては、
買ってすぐに捨ててしまうゴミかもしれないが、
自分にとっては宝物であり、
いつまで経っても、その輝きは色褪せない。
ちなみに先日リリースしたアルバム「スモールコンボ」の
ジャケット等のアートワークは、
この紙タグのデザインを意識して作った。
デザインを自分でやることになって、
素人の自分は、自分にしかできないものをやるべきだ、と思い、
それは何か、と考えたら、
行き着いた先は「紙タグ」だった・・・・。