六本木「音楽実験室・新世界」にてライブ、
無事終了いたしました。
10年来の盟友(?)「キッチン」の
お誘いで実現したイベント。
初出演の「新世界」。
「ビルヂング」と表記したくなるような、
「昭和のモダン」を感じる建物。
もともとは小劇場「自由劇場」だった場所。
写真ではわかりづらいかもしれませんが
ステージと客席の間に
まるで「濠」のような空間があるのが
何とも不思議でした。
古いヤマハの
木目調アップライトピアノも、
いい雰囲気でした。
さて、今回の主催者「キッチン」は
溝口こうじと霜島ゆかりの男女デュオ。
最初に出会ったのは確か
2000年の冬、
吉祥寺スターパインズカフェでの対バンだったはず。
その時もう一組の対バンは
「桜」で売れる前の
河口恭吾さんだった記憶が。
スターパインズカフェにはその後
何十回と出演させてもらう事になるので
個々のライブの思い出はそんなにないのですが
この日の事はなぜか今でもよく覚えています。
その後「キッチン」と
「ハンバートハンバート」と僕が仲良くなって
一緒にイベントやったり、
僕が当時よくライブをやっていた
池ノ上「ボブテイル」を紹介したり・・・
いや、長くなるので昔話はまたいずれ・・・。
・
で、そんな「キッチン」ですが
今年2月に6枚目(!)のアルバムをリリース。
最近はゆかりが歌うパートが増えたのが
特徴的なのですが、
彼女の歌声がやはりイイですね。
より深みが増したように感じました。
こうじのギターも、
もちろん深い味わい。
デュオとして円熟しつつも、
あくまでフレッシュさは失っていない、
そんな素敵な二人です。
・
僕のライブは、トリオで。
ちょっとバタバタした演奏だったかな、と。
だとしたらスイマセン。
個人的にはすごく気持ちいいライブでした。
・
最後は「キッチン」とセッション。
キッチンの曲と僕の曲、
そして僕の好きな
大滝詠一さんの「夢であえたら」のカヴァー、の3曲。
すごくいい雰囲気で、
楽しかったです。
こういう「作り上げていく」ライブ、
やっぱりいいな、と思いました。
会場に遊びにきてくれたみなさん、
新世界スタッフのみなさん、
そしてキッチンのお二人、
多田、柿澤両氏、
ありがとうございました。
1.バールに灯ともる頃
2.誰も知らない事ばかり
3.Please Mr.Messenger
4.あまく危険な香り
5.ねてもさめても
6.北京ダック
7.イタリアン・トラットリア
8.ターミナル
9.君は虹ガール
10.会えない時はいつだって
「キッチン」とセッション
1.コーヒー
2.しっぽのブルース
3.夢であえたら
矢舟テツロー(vocal&piano)
多田和弘(bass)
柿澤龍介(drums)