エスペランサ・スポルディングの
「Radio Music Society」。
もう1年以上の間、
ずっと聴き続けてきた。
いや、聴き狂ってきた、と言った方がいいかも。
ダブルベースとエレクトリックベースを
驚異的なテクニックで操り、
ミニーリパートンやリンダ・ルイスを彷彿させるような
ソウルフルかつ、どこかキュートな歌声を聴かせる
多才なミュージシャン。
トリッキーでスリリングな楽曲のアレンジ、
常にルーツ・ミュージックを感じさせるサウンド・・・
僕にとってはすべてが「しっくりくる」、
そんなアルバム。
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ライブ映像などもかなり観たのですが、
当初イメージしていた「天才型ミュージシャン像」とは
ずいぶん遠い印象。
もっと「ブッ飛んでる」感じなのかな、と思ったのですが
かなり「普通の人」っぽい、というか・・・。
小柄で、繊細で、でも気さくな感じ。
そういうところもまた、好きです。
若くして才能を開花させた
天才型ジャズミュージシャンってたくさんいますが、
楽器はものすごくうまくても、
なんか冗談が通じないような、そんな感じがして
正直なところ、
あんまり好きになれなかったりするのですが・・・
エスペランサは冗談が通じそうな、
そんなイメージです。
あくまで妄想ですけど。
最後に、中林直樹氏による
エスペランサへのインタビューは
コチラ。