たこ焼きを持った若者で賑わう、
大阪・アメリカ村のはずれにある
レトロな雑居ビル「ショウザンビル」。
ビルの中には小さな古着屋が何軒も
ひしめき合っているという。
「うむむ・・・ナイス。レッツGO。」
吸い込まれるようにビルの中に入り
その薄暗い廊下をフラフラ歩いていくと、
「おおっ・・・。」
とあるお店のショーウインドーの前で、足が止まる。
そこには何と、デッドストックの
リーバイス501(made in U.S.A)が
どっさりと積んである・・・。
その光景、まるでUFOキャッチャーの景品のよう・・・。
「これはすごい・・・。」
そして隣りには、
ウールリッチのダウンベストを着たマネキン君。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
このベストにもフラッシャーが付いている、
ということはデッドストック・・・。
「うーん、ナイス。間違いない。」
胸の高鳴りを抑え切れぬまま店内へ入ると、
「うおっ・・・。」
今度は何と、
リーバイス505のデッドストックが
棚にどっさりと積んである。
501だけでもスゴイのに、505まで・・・。
東京の古着屋だと、「最後のアメリカ製」の
501や505のデッドストックといえば
今では30インチ以下の小さいサイズばかり、
値段も2万円近くまで高騰している場合が多い。
が、このお店では31〜34インチあたりの
最も需要の多いサイズも当り前のように揃っていて、
気になるお値段は、
501が13800円、505は10290円と、かなり良心的。
素晴らしい・・・。
501か505か迷った末、今回は505にしました。
フラッシャーのデザインからして、
90年代後半の製造でしょうか?
サイズは32×32インチ。
ちなみに一緒に写っている雑誌は
大阪のアメカジ雑誌「カジカジ」。
ナイスな内容に、敬意を表したいです。
ちなみにこのお店、
他にも「Levi's」や「Lee」のコーデュロイパンツ、
「Dee Cee」のペインターパンツやオーバーオール、
「Healthknit」のサーマルTシャツ、
「Hanes」のパック入りTシャツなど、
デッドストックのアイテムが
所狭しと積んであって、まさに圧巻・・・。
アメリカ村・ショウザンビル「it's a beautiful day」に
敬意を表したいと思います。
そして・・・
また行きたいです・・・。