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more talk about song writing

ふだんテレビとはほとんど縁のない私が
毎週楽しみにしていた唯一の番組、
土曜夜、NHK教育テレビの
「佐野元春のソングライターズ」が
唐突に終わってしまった・・・。

残念。

といっても、もともと
「短期連載」の予定だったみたいですが。

今、ミュージシャンのインタビューというと
ニューアルバムのプロモーションのために
行われることがほとんどだ。

この番組では、
そういう思惑とはまったく関係なく
いろんなミュージシャンの、
ソングライティングについての「突っ込んだ」話が聞けて、
本当に面白く、刺激的だった。

素晴らしい番組だったと思います。

僕にとって興味深かったのはやはり
「詞が先か、メロディが先か?」という話題。

ほぼ全てのゲストに対して質問されていたが
ある人は

「メロディが先。美しいメロディに歌詞が邪魔されてはいけない」

と語り、ある人は

「歌詞が先。昔のポップソングはすべて歌詞から書かれていた。」

と語り、またある人は

「歌詞を一行目から順に書いていく。それが当り前。」

と語った。

結局、ソングライティングの順序に
正解というものはなく、
最終的に出来上がった曲がいい曲であれば、
それが正解ということなんだろう。

ちなみに僕自身について、一応書いておくと、
僕はほぼすべての曲において、詞から書いてます。

この番組のおかげで、
僕も作詞という行為への意識が
今まで以上に高まったような気がします。
が、やはり・・・難しいですね。

「ソングライターズ」、
期間限定でもいいので、
また続編を、期待してます。
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by boppuccino | 2009-09-29 23:59 | sounds

from ladies for men

マガジンハウスから最近出たムック「Hanako FOR MEN」。



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その名の通り、あの雑誌「Hanako」のメンズ版。

コンセプトは「ギラギラしていない男性誌」らしく
「ゆるい」という言葉が頻繁に登場する。

あれ、何だか僕の知っている「Hanako」とは
ずいぶん違うような気が・・・。
「Hanako」ってどちらかというと
ギラギラしてる女性のグルメ探究雑誌(?)、
というイメージがあるのだが、
・・・って、
よく考えたら自分、もう何年も
本家の「Hanako」を読んでいなかった。

創刊22周年(!)を迎える「Hanako」に
いつまでも創刊当初の
バブル経済的イメージを持ち続けるのは
良くないか・・・。

まあ、わかりやすくいえば
「Hanako」30パーセント、
「Ku:nel」30パーセント、
「Relax」30パーセント、
そして「Olive」(出た!)10パーセント、
そんなブレンド比率(?)。

って、上に挙げた雑誌、
ほとんどが女性雑誌ですね・・・。

でも実際、
かなり女性的なテイストで、
ラギッドのラの字もないという・・・。

ヶメックスで淹れるコーヒー、とか
下北沢一番街にある隠れ家的お店、とか
ニットカーディガン(しかもネペンテス)を羽織った
休日モードの瑛太サン、とか・・・。

「FOR MEN」といっても
「男子による男子のための雑誌」ではなく
「女子の視点で作られた、理想的な男子像を追求する雑誌」
という感じでしょうか。

実際女性の読者も多そう。

で、結局好きなの?嫌いなの?
と聞かれたら・・・

やっぱり好きなんですよね。
こういう感じ。

スタイリストで、
我らが作原文子サンも活躍されてます。

そんな「Hanako FOR MEN」ですが、
でも月刊化、週間化などはせず、
たま〜に出るぐらいが「ゆるくて」いいかな・・・。
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by boppuccino | 2009-09-27 23:59 | books&magazines

class of olive art institute ?

久しぶりに書店の雑誌コーナーを
男性誌・女性誌の区別なくまんべんなく見ていたら、
ある人の名前を見つけた。

その名前は・・・

「湯沢薫(ゆざわかおり)」。

肩書きはアーティスト。
そこに写っていた写真と「湯沢」という姓で

「あれ?もしかして・・・。」

「でも名前が違うし・・・。」








さて・・・
もし元「オリーブ少女」R30世代の皆さんに、

「オリーブのモデルといって思い出すのは?」

という質問をすれば、
おそらく10名中9名が

「うーん、やっぱ市川実日子ちゃんかな?」

と答えるはず。
いや10名中10名かも・・・。

が、そこでさらに

「ではもう1名挙げるとすれば?」

という質問を投げ掛けた場合、どうだろう?

10名中5名ぐらいが、こう答えるのでは?

「湯沢京ちゃん、好きだったな・・・。」






モデル・湯沢京(ゆざわきょう)。

市川実日子サンより少し上の世代で、
「等身大」の実日子サンに比べると
かなり洗練された、
スタイリッシュなモデルさんだった気がする。

そんな京サン、
1990年代後半のオリーブに、

「サンフランシスコのアート・インスティテュートで
ファインアートの勉強中」

と書かれているのを読んだ気がするのだが、
そういえばその後の彼女についての調査をすっかり怠っており、
何となく忘れかけていた頃に、
こんな場所で再会するとは・・・。

いや、もちろん
実際には一度もお会いしたことありませんが。

名前が違うのは
アーティスト活動をするにあたって
芸名の「京」から本名の「薫」に改めたらしい。

個人的には「湯沢京」の響きが好きでしたが・・・。






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こちらは今年の春に行われた個展のポスター。
湯沢薫HPより転載)

「オリーブ」といえば
ファッションだけでなく
アートや文学、そして音楽を
常に真剣に取り扱ってきた雑誌だったと思う。

湯沢薫さんのアートは
そんな「オリーブ」が生んだ
最高の「成果」の一つなのかもしれません。

遅ればせながら、
湯沢薫サンの今後に注目してみたいです。
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by boppuccino | 2009-09-20 23:59 | people

the diner open two years only

2009年6月、
横浜・桜木町駅の高架下にオープンした
カフェ&レストラン「バビーズ(Bubby's)」。



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本店はニューヨークにあるそうで、
もちろん日本初上陸。

看板メニューはいろんな種類の「パイ」で、
伝統的で素朴な味わいが特徴らしい。

桜木町駅ホームの高架下、
以前は確か「BECK'S COFFEE」があった場所。
細長い店内は
半分がセルフサービスのカフェで、
もう半分はテーブルサービスのダイナー。



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ダイナーの店内。
うーん、アメカジ・・・。

アメリカンダイナー風のお店って、
やけにポップだったり、
やけに元気良すぎたり、
やけにオールディーズだったり、
やけにミニスカートだったり、
・・・という場合が多いですが、
コチラはとてもシックな店内。
落ち着いた雰囲気が、ナイスです。

・・・と思ったら
どうやら「WIRED CAFE」などを経営する
「カフェカンパニー」が内装担当したみたいです。
なるほど・・・。



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「サーモンのツイードケトルパイ」。

満腹度は70%(失礼)ぐらいでしたが、
美味しかったです。
セットのドリンクは
「ピンクレモネード」を頼むのがお約束(?)のようです。

ちなみにこの「バビーズ」、
「横浜開港150周年」の記念イベントの一環として
オープンしたらしく、
2年間の期間限定オープンだそう・・・。

こんないいお店、
2年だけなんてもったいない気がしますが・・・。

アメカジ派カフェ「Bubby's」、
みなとみらいでお買い物の際にはぜひ。
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by boppuccino | 2009-09-18 00:27 | place

BOP CITY vol.31

2009年9月12日。
渋谷「公園通りクラシックス」にて、
矢舟テツロー・プレゼンツ「BOP CITY」vol.31、
無事終了いたしました。

悪天候の中、
会場に足を運んでいただいたみなさん、
どうもありがとうございました。




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珍しく、出演者全員集合!
(左から多田和弘、廣田ゆり、村松トマ、青葉市子、矢舟テツロー
水林史、古森貞之、玉木勝)

トップバッターは
BOP CITYの常連、「黒船レディと銀星楽団」。

今回僕も1曲だけ、
ゲストで歌わせてもらっちゃいました。
で、その時の映像が、何とネット上に存在しておりました。







「銀星楽団」に参加したミュージシャンには
「ステージネーム」が与えられる、という慣わしがあるのですが、
(水林史=黒船レディ、廣田ゆり=リリー婦人というように・・・)
今回僕も念願かなって
「ヤフヤフ男爵」のステージネームをいただきました。ウフ。

ちなみに11月6日に渋谷「Jz Blat」で行われる
「黒船レディと銀星楽団」のワンマンライブにも
ゲストで少し参加させていただくことになりました。
こちらも楽しみです。

黒船レディ、廣田さん、玉木君、古森さん、
今日はありがとうございました。



2番手はBOP CITY初登場の青葉市子さん。
僕もこの日が初対面、そしてライブ初体験だったのですが、
噂の通り、素晴らしい才能でした。

19歳にしてすでに自分の世界を確立されていて、
演奏力もあり、堂々としたパフォーマンスを展開する青葉さん、
本当にすごいな、と思いました。

僕は18歳から音楽を始めたので、
19歳の頃なんてせいぜい学園祭のライブに
出る程度だったな・・・。

新しい才能と出会うきっかけを作ってくれたT田さんに感謝。
青葉さん、今日はありがとうございました。




最後に僕のステージですが、
ギター村松トマ、ベース多田和弘とのドラムレス・トリオ。
この編成はかなり久しぶりでした。

1.Moonlight monologue
2.かくれんぼのバラード
3.心の鍵
4.北京ダック
5.おいっらぎゃんぐだぞ
6.シナモン&アップル
7.ターミナル
8.イタリアン・トラットリア
9.Please Mr.Messenger
10.L-O-V-E

encole
11.バールに灯ともる頃



今回は特に新しい曲、新しい試みはできず
オーソドックスなライブになってしまいましたが、
しばらくはこんな感じのライブになってしまうかも・・・。

今試しているいろいろな新しいアイデアを
ライブで披露できるのはもう少し先になりそうです。
どうかご容赦を・・・。




ちなみに僕のライブの映像も、ありました。






ふるんさん、Thank youです。



今日は会場の雰囲気がとても良くて、
ライブ後に(珍しく)CDがよく売れました。
CD購入していただいた皆様、
どうもありがとうございました。

そして後藤さん、お疲れ様でした。

次回「BOP CITY」は
少し先ですが12月頃に開催予定です。
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by boppuccino | 2009-09-12 23:59 | sounds

funky, earthy, groovy, over 120 minutes

9月4日、外苑前「ジマジン」にて
矢舟テツロー・クインテットの
定例ライブでした。



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左から

塩川俊彦(guitar)
鈴木克人(bass)
矢舟テツロー(vocal&piano,organ0)
柿澤龍介(drums)
山崎浩(tenor sax)

前日にサックスの山崎ギンさんと観に行った
ジョージィ・フェイム来日公演の影響が
色濃く出ていた・・・かどうかは
よくわかりませんが、
グルーヴィーな夜になりました。




1st set
1.心の鍵
2.かくれんぼのバラード
3.北京ダック
4.Things ain't what they used to be
5.ハニーチャイは恋の味
6.The seventh son
7.ごめんなさいと言って

2nd set
1.Fruits of the roots
2.シナモンとアップル
3.ターミナル
4.Moonlight monologue
5.Moody's mood for love
6.Sweet Georgie Fame
7.イタリアン・トラットリア
8.パスタ・ブルース
9.Please Mr.Messenger
10.L-O-V-E

encore
11.Jumpin' with Symphony Sid

気が付けば,
セカンドステージだけで75分超・・・。
トータル120分。
長すぎたらゴメン。

会場に遊びに来て下さったみなさん、
どうもありがとうございました。

次回は12日(土)に
渋谷「公園通りクラシックス」にて
「BOP CITY」vol.31です。


<矢舟テツロープレゼンツ「BOP CITY」vol.31>
9月12日(土)
19:30Start(19:0Open) 
¥2400(1drink付・当日券のみ)

渋谷「公園通りクラシックス
03(3464)2701
渋谷区宇田川町19-5山手教会B1F
(公園通り沿い「GAP」の隣)

出演:
「矢舟テツロー」
矢舟テツロー(vocal&piano)
村松トマ(guitar)
多田和弘(bass)

「青葉市子」(vocal&guitar)

「黒船レディと銀星楽団」
水林史(vocal)
廣田ゆり(piano)
古森貞之(guitar)
玉木勝(bass)

矢舟テツロー出演は3番目、21時頃〜です。

お気軽に遊びにいらして下さい。
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by boppuccino | 2009-09-04 23:59 | sounds

Georgie Fame again at Cotton Club

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「ヒップ・ミュージックの神様」ジョージィ・フェイム、
約一年半ぶりの来日公演。

前回はあのベン・シドランとの共演だったが、
今回は自らのトリオを率いて、
「芸能生活50周年記念」的来日公演。





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私が観たのは9月3日のセカンドステージ。

ちなみに今回、客席にはまだ20代前半と思われる
若くてカッコいいモッズ系ファッションの「ヒップな」男女が多かった。
ジョージィという「レジェンド」の存在が
着実に若い世代へ語り継がれているのだと思うと、
嬉しいですよね。

お得意の白いジャケット姿でキメたジョージィは
昨年とほとんど変わりなく、
お元気そうで何より。

ファッツ・ドミノ・スタイルの
ピアノ弾き語りソロに始まり、
レイ・チャールズやブッカー・T、
そしてホーギー・カーマイケルといった
彼の「ルーツ」と50年のキャリアを
じっくりと掘り下げるような選曲。

そして今回、
多くのヒップ・ミュージック愛好家にとっての
「入門編」であり「バイブル」でもある
アルバム「20 BEAT CLASSICS」収録曲から
「POINT OF NO RETURN」と
「GET ON THE RIGHT TRACK,BABY」を
演奏してくれたのも嬉しかった。

そしてもちろん、十八番の「YEH YEH」も。
今回は「イチバ〜ン、ヒットソング」と
日本語で曲紹介するお茶目なジョージィ。

ちなみに今回の編成はジョージィがオルガン&ヴォーカル、
そしてジョージィの二人の息子、
トリスタン・パウエルがギター、
ジェームス・パウエルがドラム、という
ベーシストのいない正統派オルガンジャズコンボの編成。

僕がオルガンコンボ好きなこともあり、
今回のこの編成、個人的にはかなり良かった。

ジョージィが左手で弾くベースラインも素晴らしく、
彼がハモンドオルガンの
「真のマスター」であることを再確認できた。

ジョージィがこの編成でレコーディングしている作品は
おそらく存在しないはずだが、
1枚ぐらい出して欲しいなぁ・・・。

できればギターが
フィル・アップチャーチあたりなら最高なのだが。
(トリスタンさんスマン。)

「ジョージィが歌えばロンドンの街がスウィングする」
と歌ったのはブロッサム・ディアリーだが、
まさにコットンクラブがスウィングした1時間半。

アンコールはピアノ弾き語りで
ホーギー・カーマイケルの「ロッキン・チェア」。
オルガンもいいけど、
ピアノ弾き語りも最高にグルーヴィー・・・。

というわけで、昨年同様、
素晴らしかったジョージィ・フェイム来日公演。

1960年代の伝説のミュージシャンのライブを
2009年の今、東京で、観ることができるというのは
本当に幸せな事だと思います。

また来年も、来て欲しいですね。
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by boppuccino | 2009-09-03 23:59 | sounds

Pendleton meets Opening ceremony

8月31日、
台風接近による大雨の中、渋谷・公園通り沿いの
「西武渋谷モヴィータ館」にオープンした
「オープニング・セレモニー(OPENING CEREMONY)」に
初の表敬訪問。

前日(8月30日)にオープンしたばかり、
ということで、

「行列できてるのか・・・?」

とも考えたが、ちょうど僕が行った時
1Fフロアには、お客さんゼロ。

いや、台風のせいだと、思いたい・・・。



まあそれはともかく・・・

1Fの入口を入ると
すぐ右側に、どこかで見覚えのある
色鮮やかなアメカジウェアの数々が・・・・。

「ん?これは。も、もしかして・・・。」

何といきなり
「Pendleton meets Opening Ceremony」のコーナーが
展開されているではありませんか。
ウッディーなブースが、ナイスな雰囲気。





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コチラは店の外からの眺め。



アメリカン・ウールブランドの古豪「ペンドルトン」と
オープニング・セレモニーとの
コラボ・アイテムが展開されているらしい、という情報は
事前に入手していたが、
メンズ・レディース共に充実していて、
かなり「本気」のラインナップ。

さて、ここで・・・
今回の表敬訪問の「目的」を遂行する時が来た。

その「目的」とは・・・





何と、

「タグの生産国表記チェック」

であった。





(笑)





「ペンドルトン」は、
ウールの生地自体は昔も今も変わらず
アメリカ国内で生産しているようだが、
シャツやジャケットなどの縫製は
ある時期(90年代後半か?)から
メキシコあたりの工場で行っているようだ。

なので、現行品の、新品の
「ペンドルトン」のウールシャツと
古着屋で売ってる、昔の、アメリカ製の
「ペンドルトン」のウールシャツを比べると

「違う。何かが違う・・・。悲しい。」

となってしまう。

悲しいのはむしろ、
そんなオールドアメカジ派の方なのかもしれないが・・・。

ここ数年も、いくつかのセレクトショップが
ペンドルトンに別注をかけた
ウールシャツやジャケットをリリースしていたが、
それらもすべてメキシコ製だった。

でもそれなりに雰囲気出てるし、
もう仕方がないこととして現実を受けとめよう、
ここ数年はそんな空気すら漂い始めていた。

だから今回もおそらく・・・・。





で、話を戻してオープニング・セレモニー店内。

ズラッと並ぶペンドルトンの
色鮮やかなウールシャツのタグをおそるおそると見ると、






「えっ。まさか・・・。」






そこには何と、

「made in U.S.A」の文字が・・・。

「信じられない・・・。」

「ウールリッチ」の次は「ペンドルトン」も・・・
「モード系アメカジ(?)」の力で、
「made in U.S.A」が復活・・・。






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涙で前がよく見えません・・・。





オープニング・セレモニーの「本気度」に、
敬意を表したいです。

この姿勢をどこまで貫けるか、
そしてこの姿勢が
日本でどこまで受け入れられるか、
注目していきたいです。
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by boppuccino | 2009-09-01 23:59 | place