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hint of idea

最近、曲をよく書いています。

先日、友人のQさん(別名リーさん)に

「春って何だか悲しいんですっ。
春なのに悲しい歌が聴きたいんですっ。」

と言われ、
それもつい最近、出来上がりました。

出来ましたよ、Qちゃん。

「春なのに悲しい歌」というテーマが、
何より素敵で、
僕にはそういうコンセプト、今まで浮かばなかったので、
お題を与えてくれたQさんに、感謝してます。

ところで、
作詞と作曲を両方やるコンポーザーの人は
たいていは曲を先に書き、
後から歌詞を乗せるみたいですが
僕はまず歌詞から書きます。

で、歌詞が書けると、もうほとんど
それに合ったメロディーが浮かんでいる場合が多いです。

そんなわけで、
歌詞のアイデアをいつでもメモできるようにと思って
メモ帳を持ち歩いているのですが、
結局あまり、使わないんです。

僕の大好きな作家・村上龍氏が以前にどこかで

「小説のアイデアが浮かんだらいつでもメモできるように、
洗面所にも枕元にもトイレにも、あらゆる場所にメモ帳を置いている」

と語っていて、
それを聞いた僕は

「やっぱりそれぐらいやらないとダメなのか・・・」

と落ち込んだのですが、
その後も結局やってない・・・。

でも、メモしたり必死に覚えようとしなくても、
ずっと頭の中に残っている言葉やメロディーがあって、
それを使って、今までは何とか形にしてきました。

で、最近、
そんな僕のやり方と
同じ主義を唱える本に出会い、
「おおっ」と思いました。

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「考えないヒント」小山薫堂

放送作家でありながら、
小説やコラムを執筆したり
雑誌で美女と対談したり、
多方面で活躍中の「違いのわかる男」。

彼はこの本の中で

「覚えていることだけ形にすればいい」

「いつも枕元にメモを置いて、
なんでも書き留めるようなことはしません」

と書いていて、

「あ、やっぱりそれでいいんだ・・・」

と、思いました。

他にも、

「面白い人は面白い人を連れてくる」
「最後は<面白いかどうか>で決まる」
「第三者の人間の目線が必要」

などなど、
僕がふだん漠然と思っていたようなことがたくさん
ちゃんと文章として書かれているので、

「ああ、そう、そう。それが言いたかったんだ。」

と、すごく共感してしまいます。

小山氏の、
そのモテっぷりに
理由のない反感を抱いてしまう男性も多いかと思いますが、
非常に面白く、また役に立つ本だと思うので、
ここで敬意を表しておきたいと思います。




<CD of the day vol.15>

オリジナル・ラヴ/DESIRE

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僕が最も影響を受けた日本人ミュージシャンの一人、
オリジナル・ラヴこと田島貴男。

このアルバムは
オリジナル・ラヴの代表作ではないかもしれないが
サウンドも歌詞も、
昨日紹介した細野さんの「トロピカル・ダンディ」の
影響がかなり濃く、とても興味深い作品。

それでいて大ヒットした「プライマル」のような
オトナなバラードもちゃんと収録してあるのが、さすがです。
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by boppuccino | 2007-03-24 23:59 | people

Mr.Gahaku

紺ブレ再熱!?

果たして、
あと1〜2ヶ月もすると
街行くお洒落ピープルはみんな紺ブレ、という、
悪夢のような光景を
目の当たりにすることができるのか?

紺ブレをめぐるお洒落ピープル達の動向から
目が離せない2007年春〜夏シーズンだが、

ところで、

紺ブレといえばアイビー。
紺ブレといえばトラッド。
紺ブレといえばコンサバ。

・・・というわけで、
紺ブレについて考えていた時、ふと思った。

画伯の紺ブレについてのエッセイ、読みたいなぁ・・・」

で、その「画伯」とは・・・・?

もちろんこの人。

イラストレーター&エッセイスト、
綿谷寛(わたたに ひろし)

「ポパイ」から「メンズクラブ」「チェックメイト」といった
かつての主要男性ファッション雑誌には必ずと言っていい程、
綿谷画伯のイラストレーションが掲載されていた。

その「古き良きアメリカ」を感じさせるイラストは
雰囲気満点で、素晴らしいの一言に尽きる。
click

が、しかし、

綿谷画伯と言えば、
その「真面目な」イラストよりも、
不真面目なイラストや
ファッションに関する
ギャグ満載のエッセイの方が馴染み深い、
という男子が多いのではないでしょうか?
もちろん僕もその一人。

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写真は画伯の自画像。
(雑誌「メンズクラブ」のエッセイより)

画伯はここで
コットンセーターの「純一巻き」をあえて推奨。
(純一とはもちろん石田純一氏のこと)
そして春の合コンにおいて
「石田不純一」になる方法を熱く説いていて、爆笑。

ちなみに僕が初めて画伯のイラストにハマったのは
今はなき男性ファッション誌「チェックメイト」にて
連載されていた名物コラム、
「イマイチ君からピカイチ君へ」。

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その低俗かつお下劣なギャグ満載のコラムを
今でもスクラップして保管しているのは
日本全国でも僕ぐらいか?

もし「イマピカ」知ってる、という方は
今すぐこちらまで連絡下さい。

boppuccino@excite.co.jp


イラスト最高、ギャグは爆笑、
そしてファッションについての深い知識・・・
と、3拍子揃った綿谷画伯に、
ここで改めて敬意を表したい。

ちなみに僕の夢は
いつか自分のアルバムジャケットのイラストを
綿谷画伯に描いてもらうこと。

もちろん真面目なイラストではなく、
不真面目な方で・・・。
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by boppuccino | 2007-03-05 23:59 | people

looking for vintage sweat

アメリカン・カジュアル、略してアメカジ。

さて、age of vintage連載を始めてから、
たまーにではあるが「アメカジ派」の方から
コメントやメールをいただくようになり、
それは僕にとって大きな励みになっている。
みなさんどうもありがとうございます。

ところで先日、
以前(昨年10月)に紹介した、(詳細
ヘルスニットの70'sデッドストックの
ジップフロントパーカーについて
メールで問い合わせがあった。

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裏地にサーマル使用、
ジッパーはTALON社のジッパーを使用した、
まさにヴィンテージな一着。

メールの主は大阪在住のNさん。

「あのパーカーを売っている店を教えて欲しい。
3月に東京に行く用事があるので、
その時に買いに行きたい。」との事。

こんな問い合わせがあった時点で
かなり嬉しくなってしまった僕は
早速、返事を出した。

「お答えします。
あのパーカーを売っているのは恵比寿のSという店で、
恵比寿以外に町田にも支店がある。」

が、しかし、
僕が購入してからすでに3ヶ月以上経過している。
果たしてまだ在庫はあるのか?

気になって夜も眠れない。

大阪からわざわざ訪問してすでに売り切れでは
あまりにも申し訳ない・・・。

そこで僕は再びメールを出した。

「あの・・・・
在庫、調べておきます。」

というわけで、S店の、恵比寿店と町田店、
両店に表敬訪問。

自分が買うわけでもないのに、
何故かドキドキしてしまう。

果たしてヘルスニットのスウェットは・・・・?







あった・・・。

かろうじて両店ともに2着ずつ。
しかも偶然なのか
両店ともにグリーンとネイビーがそれぞれ1着ずつ残っていた。

ちなみに僕が買ったグレーはやはり人気なのか、
すでに売り切れ。

その旨をNさんに報告。
さらに

「やっぱり大阪から上京の場合、
行くなら都心に近い恵比寿ですよね?」

と聞いてみると

「いや、今回はけっこう時間があるのでせっかくだし
町田にも行ってみようかと・・・。
ネットで町田の古着屋についてもいろいろ調べたんですよ。」

との返事。

そこで僕は・・・・
頼まれてもいないのに
町田のオススメ古着屋をリストアップして送信。

ちなみに「Cosmic Jumper」「Cloud 9」「Paulownia 53」、
そして古着じゃないけど「Country」などを推薦。

Nさんにはとても喜んでいただき(たぶん)、
その成果は後日また報告してくれることになった。

Nさんのアメカジへの情熱に、ここで敬意を表したい。
そしてヘルスニット無事入手を、祈ってます・・・。
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by boppuccino | 2007-02-27 23:59 | people

return of the five〜All Japan version

先日紹介した、
某缶コーヒーのキャンペーン、
80年代黄金の新日本プロレスフィギュア。
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さて、ここで
「もし全日本バージョンがあったら・・・」
などと考えてしまうのが
オールド・プロレスファンの悲しい性。

メンバーは5名。

まずは創設者・ジャイアント馬場さんは
絶対に外せない。

さらにエースのジャンボ鶴田

と、ここまでは誰もが考えるリスト。

問題はあとの3人だが・・・・

80年代全日本プロレスといえば、
何といっても特筆すべきは
外国人レスラーのゴージャスなラインナップ。

外国人スター選手の中から
ベビーフェイスとヒールを各1名・・・

ということでテリー・ファンク
アブドーラ・ザ・ブッチャー
どうでしょう?

テリーの兄、ドリー・ファンク・ジュニアを
推したい気持ちもあるが、ここはグッと抑えたい。

ヒールといえば
「狂乱の貴公子」リック・フレアーも捨て難い。
キラー・トーア・カマタはさすがに役不足か?

さて、あと1名は?

オールドファンを唸らせる人選ということで、
阿修羅・原あたりでいきたい気もするが、
フィギュアにしたときの見た目を考え、
ここは「東洋の神秘」
ザ・グレート・カブキを推してみたい。

いたって常識的なセレクション。
どうでしょう?

N林&K野、両氏のセレクションに、
期待が高まります・・・・。
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by boppuccino | 2007-02-08 23:59 | people

the king of sports is back ?

1・4(木)

「1・4」を何と読むかで、
世の中の人々を2種類に分けることが出来るという。

その2種類とは・・・・

<1>「いちがつよっか」
<2>「いってんよん」

これでどのような分類が可能かというと・・・・

「プロレスファン」と「プロレスファン以外」

この2種類に分類が可能。

「1・4」を「いってんよん」と読んでしまうのは
間違いなく、プロレスファンと言ってよい。

で、本日「1・4」と言えば、
それは年に一度の恒例行事、
新日本プロレス・東京ドーム大会の日だ。

実は僕はプロレスファン。
それも新日本ファンなのだが、
Age of vintageでは今まで、
プロレスの話題は封印してきた。

「長州小力は知ってるけど、長州力は知らない・・・」
そんなU-25世代のお洒落ピープルに
「初代タイガーマスクは凄かったなぁ・・・」などと言っても、
「タイガー?マスク?何それ?」と
ほとんど軽蔑に近い眼差しで見られるだけ・・・。

プロレス人気が下火の今、
プロレスの話題を軽々しく口に出すことは
あまりにも危険だ。

それを知っている多くのプロレスファンは、
例えばビッグマッチの翌日、
本当は職場などにおいて
「昨日のIWGP戦、アレは絶対に天山が勝ってた・・・」と
誰かにしゃべりたくてたまらないのに、
それをグッとこらえている。

そして
「もしかしてこの人、プロレス好きかも・・」と思った場合のみ、
まず最初は
「○○さんって、格闘技とか見ます?」
というような遠回しな質問から入り、そこで
「好きですよ。特にジョシュ・バーネット・・・。」
などという答えが返ってきた時点で初めて
「ってことはもしかして、ひょっとして、
プロレスも好きだったりして・・・」
というような話題を、初めて切り出せる。

かつて「金曜よる8時」という
黄金の時間帯にテレビ放送されていた新日本プロレス。
その復権の日は来るのか?

それは、
「アメカジ復権」よりも難しいような気が・・・。

ちなみに本日「1・4東京ドーム大会」は
今日の深夜1:10よりテレビ放送。

見逃すべからず。
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by boppuccino | 2007-01-04 23:59 | people

from readers <1>

今日はAge of vintage読者の皆さんからの
お便りを紹介します。

ちなみに
「やらせ疑惑」の多い Age of vintageですが
今回は違います。
決して僕の一人芝居ではありませんよ・・・。

まずは東京都在住のMさんが
ご自身のアメカジ・コレクションの写真を
送ってくれたのでご紹介。

1枚目はこれ。
「スクーカム」社のスタジャンを、何と2着も所有!

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写真下のグリーン&ブラウンの方は
おそらく「ネペンテス」別注のものと思われますが、
写真上の紺&ワインレッドの方は、初めて見ました。
あちこちに付けた革パッチが、
最高にカッコイイ・・・・。

それにしても、スクーカム2着買い・・・
ってことは合計価格はおそらく10万円超え?
その妥協なきアメカジ・スピリッツに、敬服。

そしてもう1枚は、
先日取り上げたばかりの「ラッセルモカシン」。

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つい最近、原宿「キャシディ」にて
買ったばかりだそうです。

キャシディでラッセルモカシン購入・・・
それはアメカジ派にとっての
いわゆるひとつの理想的なお買い物、と
言えるのではないでしょうか?
うらやましい限りです。

緑&茶のツートーンが、雰囲気満点。
スクーカムとの相性も抜群ですね。
特製お立ち台(?)の上で
誇らしげなラッセルモカシン氏に、
ここで改めて敬意を表したいです。

Mさんどうもありがとうございました。


続いてもう一人、
広島県のSさんから送っていただいた写真をご紹介。

彼がやってるバンドの写真です。

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ご覧のような大所帯、
ウクレレやアコーディオン、
そしてスティールドラムが二人も・・・。
さらにはタップダンサーまでいるそうです。
スゴイ・・・。
スゴ過ぎます。

この写真を見ただけで、
楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

早く演奏を聴いてみたい・・・。

Sさんどうもありがとうございました。

・・・というわけで、
Age of vintageでは
みなさんからのお便りや写真、
あるいは情報、口コミなどを
募集してます。

アメカジ系はもちろん、
渋谷系、ジャズ系、オリーブ少女系etc
幅広く募集中です。

宛先はこちら
boppuccino@excite.co.jp

いつもご愛読ありがとうございます。
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by boppuccino | 2006-12-10 00:00 | people

music freaks in Atsugi

9月18日
毎月第3月曜は本厚木巡業。

本厚木にあるバー「マッカーサーガレージ」にて
ベーシスト今林良太氏とのデュオ。

さて,今日はその今林氏について・・・・。

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暗すぎて何がなんだかわかりませんが,
巨人軍・上原投手似,というのが僕の見解。

もともと彼は今から3年ほど前
とあるライブハウスの客席で
たまたま僕のライブを観たという。

厚木在住の彼はその後,
僕のスケジュールに
本厚木「マッカーサー」があることを発見し,
観に来てくれた。

そこで初めて話をして知り合い,
その後もお客さんとして
時々ライブに来てくれるようになった。
そのうち彼がジャズ・ベーシストであることを知る。

やがて,当時一緒にマッカーサーに出演していた
ベーシストが,「いろいろあって・・・・」辞める事になった。

そこで今林君に声をかけて,共演する事になった。
それからもう3年近くが経つ。

マッカーサー以外でも,某コーヒー店や
ここではちょっと書けないようなお店など,
いろいろな場所で共演した。

そんな彼は,普段は「半導体」関係の研究の仕事をしているという。
(本人に怒られるのであまり詳しくは書けませんが・・・)
それでいながら,ビッグバンドなどに所属し,
ほぼ毎週末,あらゆる場所で演奏活動を行っているという。

そのエネルギー,バイタリティに,
ここで改めて敬意を表したい。

彼のプレイはいつでも,
演奏することの喜びに満ちていて,
僕もそこから多くの刺激を受けている。

音楽なんて,
つまらなそうな顔をしてやるものではない。
僕はそう思う。

最後に,
今林は「いまばやし」ではなくて
「いまはやし」と読むそうです。
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by boppuccino | 2006-09-19 01:01 | people

Double Knock Out are back?

今までに影響を受けたミュージシャン,と言ったら
数え切れないぐらい存在するが
自分のプロフィールなどでは
「影響を受けたミュージシャン」として,
細野晴臣氏やジョージィ・フェイム,
ベン・シドランあたり挙げるようにしている。

だが「音楽以外で」影響を受けたミュージシャン,と言ったら?

僕の場合,「音楽以外で」最も影響を受けたのは,
この人達しか考えられない。

フリッパーズ・ギター(Flipper's Guitar)。

1989年にメジャーデビュー。
3枚のアルバムを発表し,1991年には解散。
あれからもう15年も経っているなんて・・・・。

小山田圭吾と小沢健二。
二人は中学時代,自由な校風で知られる
私立の「W学園」に通っていたのは有名な話だが,
実は僕も,中学校だけその「W学園」に通っていた。

そしてちょうど僕が中学生の時に,
彼らはメジャーデビューを果たした。
そんなわけで,フリッパーズの名前は
学校でも少し話題になっていたし,
僕も当然のように興味を持った。

フリッパーズの音楽の,
そのセンスの良さにはもちろん惹かれたが
僕は音楽そのものというより,
彼らのファッション,彼らの発言,彼らの態度,
彼らが好きなもの,
要するにフリッパーズすべてに,惹かれていった。

それは何故かと言うと,
当時は単にそのカッコ良さ,お洒落さに惹かれたわけだが,
今思い返して思うのは,
フリッパーズは自分達が好きなもの,かっこいいと思うものを,
いつもハッキリと示してくれたし,
逆にダサいもの,許せないものに対しては,
容赦なく軽蔑の態度をとっていた。
(こういうところがいかにも「W学園」出身だな,と思う。)

そんな彼らは,当時の大人達にしてみれば
「生意気で,斜に構えたガキ」に見えたのだろうが,
僕にとっては逆に,フリッパーズこそが数少ない
「信用できる大人」であった。

当時フリッパーズは音楽雑誌だけでなく,
ファッション雑誌などにもよく登場していた。
そういった雑誌の写真を見ては
どんなファッションをしているか,
どんなスニーカーを履いているか・・・をチェックし,
インタビューや対談を読んでは,
何がカッコ良くて何がダサいのか・・・をチェックした。
もちろんフリッパーズの登場するページは
スクラップして保管したものだ(笑)。
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さて,そんなフリッパーズのアルバムが
つい先日、8月25日に
リマスタリング&紙ジャケット仕様で再発され,
渋谷系ラヴァーや元オリーブ少女たちの間では
静かな話題になっている。

今後フリッパーズ・ギターが,
時代と共にどのような評価をされてゆくのか,興味深い。
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by boppuccino | 2006-09-02 01:01 | people

living legend, Toshiko Akiyoshi

ジャズピアニスト・秋吉敏子。

日本人ジャズミュージシャンの「草分け」的存在。
日本人で初めて米国バークリー音楽院に留学したのも彼女だ。
1929年生まれ。76歳の今も、バリバリの現役である。

そんな秋吉さんが1年ほど前に、
NHKの「教養講座」のような番組にシリーズ出演した。

どういう番組かというと、
彼女がカメラの前に座りその半生や、
自身の音楽についてなどを、ひたすら語る、
聞き手もゲストもいない。ずっと一人で語り続ける。
そんな番組だった。

そしてVTRもほとんどないし、
彼女の演奏シーンすらほとんどなかった。
とにかく「語り」のみに焦点を絞った、興味深い番組だった。

そんな番組の中で、最も印象に残っている言葉がある。

彼女がアメリカで
ジャズミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせたものの、
なかなか評価されなかった頃について語っていた時の言葉だ。

「死んでからが勝負だ、と思うようにした。」

どういうことかというと、
自分の音楽は、今は評価されていないし、
もしかしたら自分が生きている間は評価されないかもしれない。
でも自分が死んだ後になって評価されるかもしれない、
それでもいいじゃないか。
それを希望に頑張ろうと思った、ということだ。

この言葉を聞いた時は、
「そういう考え方もあるのか・・・」とただ驚いた。

自分自身ではそんな事、全く考えたこともなかった。
「生きているうちに」どころか3年後、いや1年後、
そんなすぐ目先の結果ばかり求めてはうまくいかず、
いつも苛立っていたように思い、自分の小ささを思い知らされた。

この言葉を聞いてから、
自分の考え方も少しだけ変わったような気がする。

さて、
秋吉さんはジャズピアニストでありながら
ずっと自身のビッグバンドを率いてきた。
そしてビッグバンドのための作曲やアレンジに
時間を割いてばかりで、
ずっとピアノの練習が思うように出来なかった、と言う。

そして「もっとピアノが上手くなりたい」という理由で
2002年に、永年率いたビッグバンドを解散させた。

その時すでに70歳を超えていたわけで、
その向上心・情熱には、本当に感嘆するばかりである。

偉大なジャズピアニストに、改めて敬意を表したい。
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by boppuccino | 2006-08-31 00:06 | people

life is styling

「ソニープラザ」は今年(2006年)で何と40周年だそう。
そんなソニプラで毎月無料配付している小冊子「S.P」を
パラパラめくっていたら、
「私とソニープラザ」的なコーナーに、
僕の知っている、ある人が登場していた。


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インテリアスタイリスト・作原文子(さくはら ふみこ)

僕が以前アルバイトをしていたお店に、
作原さんはよく来ていて、
それで僕も彼女とちょっと顔見知りになった。

作原さんについて
そんなに詳しく知っているわけではないけど、
僕の知っている作原さんは、
とにかく人間的な魅力というものに溢れていた。

前向きで、芯が強く、なおかつ謙虚で気配りが出来る。
彼女に会ってその笑顔を見るだけで、
いつも元気をもらえる、そんな人だった。
(褒めすぎかな?)

以前、作原さんを僕のライブに誘ったことがあって、
こちらとしては
「まあ、忙しい人だし、来てくれないとは思うけど一応・・・」
ぐらいの気持ちで、誘った事すら忘れかけていたのだが、
当日ライブ会場に着いたら、作原さんから花が届いていた。
「せっかく誘っていただいたのに行けなくてごめんなさい」
というメッセージを添えて・・・・。

そこまでしてくれる人は、滅多にいない・・・。

成功している人、活躍している人に限って、
気配りが出来て、また気が利く、という、
お手本を、見せてもらった気がする。

そんな作原さんとも、もう5年以上会っていない。
知りあった頃からすでに、
雑誌「anan」などのスタイリングで活躍していたけど、
最近はもう「作原文子」の名前が一つのブランドになり、
確固たる地位を確立しつつあるように思われる。

そんな作ちゃんに、ここで改めて敬意を表したい。

最後に、僕のアルバム「スモールコンボ」を、
作原文子風(?)にスタイリングしてみました。

「スモールコンボのある暮らし」
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いつかぜひ、ご本人にスタイリングしてもらいたい。
それが僕の夢・・・。
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by boppuccino | 2006-08-26 22:22 | people