GUNG HO but not Earl's

先日、とある駅ビルの中にある
特にアメカジにこだわってる訳でもなさそうな
お店の前をフラッと通ると

「ん?どこかで見たような・・・。」

そんなロゴマークのついた服を発見。

そのロゴとは・・・


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何と、「ガン・ホー(GUNG HO)」。

「ガン・ホー(GUNG HO)」と言えば
アメカジ派にはおなじみの、
チノパンやワークパンツで名高い
「アールズアパレル(Earl's Apparel)」社のブランド。

昔も今もmade in U.S.A にこだわり続ける
そのタフな姿勢が
「頑固な職人気質のブランド」として
多くのアメカジ派から
絶大な支持を得ている、はず・・・・。

・・・が、
そこに置いてあったのは何故か、
ロンTやサーマルTシャツといったアイテム。

「ガン・ホーってTシャツなんて作ってたっけ?」

この時点で何となくイヤな予感はしていたが、
実際モノを手に取ってみると、
どう考えても、アメカジ的雰囲気は薄い・・・。

さらに本来あるはずの
ロゴマークの下の
「MADE IN U.S.A」の文字は消えている・・・。

どうやら日本のメーカーの
「ライセンス生産」であるようだ。



「ライセンス生産」で
それまでの「本物」とは明らかに違う製品が
広く出回ってしまうケースは
今までにもさんざんあったが、
まさか「ガン・ホー」のような
一般的にはほとんど知られていない
「通好み」なブランドまで・・・。

「ガン・ホーはガン・ホーのままでいいじゃないか・・・。」

思わず涙が頬を伝ったのを
店員さんに気付かれないように、そっと店を出た。



悲しい・・・。

でも、
ライセンス品はまあ置いといて、
チノパンやワークパンツは今まで通り、
made in U.S.A のゴワゴワ、パリパリなヤツを
頑固に作り続けてくれるんだろう。

涙を拭きながら、そう気を取り直した。




そして後日・・・
原宿「テイルゲート」ショップを訪問した際のこと。

「テイルゲート」にはオリジナルのアイテム以外にも
「ジョンソン」から「オルテガ」まで、
アメリカ物を中心にセレクトされた
様々なブランドのアイテムが展開されているのだが、

「おっ、色とりどりの、
 ナイスなペインターだなー。」

と、売場に積んであった「スタンレー」
(ガン・ホーと同じアールズアパレル社の兄弟ブランド)の
ペインターパンツを見ていたら、
店長の伊藤さんからこんな発言が・・・。



「もうガン・ホーやめちゃうらしいんですよ。」


えっ?

ガーン・・・。
ガーン・・・。

ホー・・・。
ホー・・・。



どうやらアールズアパレル社は
「ガン・ホー」ブランドの商標を
どこかに売却してしまったらしい。

なので日本からアールズアパレル社に
パンツの別注をかけても
「スタンレー」のロゴが入り、
もう「ガン・ホー」の
あのロゴマークは付いてこないそうだ。


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まあ同じ工場で作ってるんだから
「スタンレー」でもいいのだが、
でもやはり、まず「ガン・ホー」があってこそ
「スタンレー」の存在も光ってくるのではないか・・・と。

ガン・ホーあってのスタンレー、
猪木あっての坂口、
ガチャピンあってのムック、
ジャイアンあってのスネ夫・・・・

「やっぱガン・ホーじゃないと・・・。」

そう思うアメカジ派ピープルは多いはず。
もちろん僕も、その一人。

悲しい・・・。



ちなみに伊藤さんによると、
「アールズアパレルのオバチャンは
ファッションには全然興味ない」らしい。

職人気質ゆえ、
ブランドネームは別にどうでもいい、
ということでしょうか?

こうなったら今後はとにかく
「アールズアパレル社」であるかどうかで
ワークパンツを購入するしかなさそうです。

そしてmade in U.S.Aの「ガン・ホー」、
今のうちにキープしておいたほうがいいのかも・・・。
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by boppuccino | 2008-09-23 23:59 | products
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