FABRIQUE EN FRANCE
先日たまたま、
とあるお洒落系カフェに入ったら、
そこの店員さんは何と全員、
セントジェームス(SAINT JAMES)と思われる
長袖ボーダーシャツ着用。
さらには何と、ベレー帽着用。
その光景を見て思わず、
「おお、懐かしい。」
「まだ生息してたのか・・・。」
と、感慨深くなってしまった・・・。
かつては
カフェといえばフレンチ、
フレンチといえばボーダー、
ボーダーといえば
セントジェームスまたはアニエス
そんな時代があった気がするのだが、
時代は変わり、
アニエスの縞が太めのボーダーなんて
もはや絶滅寸前?
「ボーダー人口減少」が著しい今日この頃、
このままでは2020年あたりには
深刻な「ボーダー少子化」が予想される。
かつてのボーダー最盛期は
made in U.S.Aにこだわるアメカジ派でも
そのシンプルさとタフさ、
さらには女子ウケの良さ(?)、
そして「FABRIQUE EN FRANCE」の
洗練された雰囲気に憧れ、
1着ぐらいはセントジェームスのボーダーを
所有していたものだ。
「普段は古着のスウェット、
デートの時だけセントジェームス・・・」
そんな小賢しいアメカジ派も多かったはず。
いや、もちろん僕も、
人のことは言えない・・・。
ずいぶん前に、
たしか町田「cloud 9」で購入した
セントジェームスの長袖ボーダー。
ハイネックなのが気に入っているのだが、
ハイネックって最近ほとんど売ってない・・・。
さて、セントジェームスといえば
代官山の直営店があまりにも名高いが、
そういえば最近どうなってんだろ?
気になって久々に行ってみると・・・
何と、かつて店舗があった1Fはクローズしていて
2Fの半分がセントジェームス、
もう半分がエルベ・シャプリエ(準備中)になっていた。
やはり縮小路線なのか?
折しも季節は長袖Tシャツのシーズン。
2008年春夏、「ボーダーの復権」は、ないのか?
若きお洒落ピープルのみなさん、
タイトなシャツばかり着てないで、
たまにはセントジェームスでリラックス、
どうでしょう?
by boppuccino | 2008-03-23 23:59 | products