three little cats

東京・下北沢北口のとある古いビルの1階に
「東洋百貨店」という名の、
小さな洋服屋や雑貨店がひしめき合う
ジャンクなスペースがある。

もう一昨年の夏になるが、
その「東洋百貨店」の中を
フラフラっと何気なく歩いていると
ある店の前でふと足が止まった。

その店の名は何と、「3びきの子ねこ」。

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「3びきの子ねこ」は
その名前から想像できるように、
チープなレディースの古着を扱う店なのだが、
たまーにメンズの古着をさりげなく
店の前のワゴンにて
激安で放出することがあるので侮れない・・・。

で、この日、
店頭のワゴンには
「USED無地T どれでも300円」
の貼り紙。



無地T・・・



古着のTシャツといえばプリントTシャツが圧倒的に多く、
無地のTシャツは、ありそうで意外と少ない。

「無地Tを制すものは、Tシャツを制す」
という有名な言葉があるが、
そんな無地Tが、何と300円・・・。

いやいやいやいや、
どうせ、チープかつサイズデカ過ぎ、
そしてエメラルドグリーンなどの
「きわどい色」ばかりなんでしょ・・・

と思ったのだが、
でも気になってチェックしてみると・・・

まあそういうイマイチな品も多いのだが、
それ混ざって5枚に1枚ぐらいの割合で
ナイスな無地Tを発見。

それも、
例えば「Russel」、
例えば「Calvin Klein」、
例えば「Jockey」、
例えば「SEARS」、
例えば「Hanes」、
例えば「Fruits of the loom」、
例えば「DELTA」。

しかも全てタグには
「made in U.S.A」の文字。
古き良き「あの感じ」を持つ
無地Tが続々と・・・。

ここから先のことはよく覚えていないが、
後で店員さんに聞いたところでは、
無地T10枚ほどを抱えて
レジに向かっていたらしい。

それでもたったの3000円。

「3びきの子ねこ」に、
ここで改めて敬意を表したい。

さて、この「無地T300円コーナー」、
毎年夏になると登場するのかと思い、
去年の初夏にもいそいそと
「3びきの子ねこ」に行ってみたのだが、
去年の夏は、やってなかった・・・。

残念。

今年の夏は?
どうなんでしょう?

ぜひまたあの興奮を再び・・・・。




<CD of the day vol.76>

Ahmad Jamal/But not for me

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音数の少ない、空間を生かした独特のプレイが
あまりにもスタイリッシュかつムーディーな
名ピアニスト、アーマッド・ジャマルの代表作。

ジャズのライブ盤とは思えない程、
緻密なアレンジ、無駄の一切ない完璧な演奏、
あまりにも格調高い名盤。

かつてマイルス・デイビスがジャマルに心酔し、
自らのバンドに誘ったが、
ジャマルは地元シカゴを離れたくないという理由で
その誘いを断ったという。

そこでマイルスは当時、
自分のバンドのピアニストだったレッド・ガーランドに
ジャマルのプレイを研究させたという。

そんなわけで、レッド・ガーランドの
「ガーランド・スタイル」のルーツは
アーマッド・ジャマルのプレーにあるのだが、
結果的にはガーランドの方が
人気、知名度において
ジャマルを上回ってしまったような・・・。
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by boppuccino | 2007-07-15 23:59 | place
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