Baba Toshihide on the run vol.2

<馬場俊英をめぐるストーリー・後編>

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(昨日からの続き)
ガラガラのスターパインズでのライブから3ヶ月後,
「BOP CITY」の会場,公園通りクラシックスは
超満員,立ち見も出る大盛況で,
ものすごい「熱気」に満ちあふれていた。

そして大阪あたりからわざわざ観に来た,という方も多く,
もちろん馬場さん目当てなわけだが,
僕のライブも非常に盛り上がり,
大好評だった。

ライブの後,
僕のバンドのコーラスで出演してくれた
ミトモタカコさんと,
ご飯を食べに行こうということになって,
結局は

「まあ,松屋でいいか・・・」

ということで「松屋」に入ったのだが,
二人とも,ライブの盛り上がりっぷりに
興奮が冷めやらず,

「すごかったね。」
「すごかった。」
「馬場さんに,ついていくしかないんじゃない?」
「ついていくしかないね。」

こんな会話を1時間ぐらい続けていた。
本来,長居してはいけない「松屋」で・・・。

その後,9月に今度は馬場さん企画のイベントに
出演させてもらった。

会場はまた「スターパインズカフェ」。
超満員。大盛況。

翌年には僕が初のアルバムを作ることになり,
馬場さんにも2曲ほど,ゲストで参加してもらった。

その直後に,馬場さんは
一度は遠ざかったメジャーのレーベルから
再びデビューを果たす。

たしかこの時,彼は37歳だったはず。


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馬場俊英「BOYS ON THE RUN 4 SONGS」

ジャケットの「帯」の推薦文は
僕も大好きな作家,重松清氏の文章だった。

この中に納められている
「スタートライン」という曲が好きだ。

「・・・何度でもやり直せる・・・」
「・・・チャンスは何度でも いつも君のそばに・・・」

他の人が歌えば,ただの「ありふれた」歌詞。
でも,馬場さんが歌うと
まさに彼の人生が,そこに歌われていて
おそろしいほどの説得力が生まれ,
そして心に染みる。

その後も馬場さんの人気は急上昇を続け,
現在は全国のホール会場を満員にしてしまう程。

まさに「勢いに乗る」「走り続ける」馬場俊英が,
ほんの3年前には,
ガラガラのライブハウスで自らCDを売っていたなんて,
ちょっと信じられない話だ。

最近はちょっと気軽に連絡を取れる感じでは
なくなってしまったこともあり,
馬場さんとも,もう2年以上会っていない。

でもまたいつか,どこかで共演できる日が来るように,
僕もがんばらないと・・・。
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by boppuccino | 2007-07-06 23:59 | people
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