Baba Toshihide on the run vol.1

<馬場俊英をめぐるストーリー・前編>

不屈のシンガーソングライター・馬場俊英。
彼の事を考えるたびに,

「何が起こるかわからない,それが人生。」

そんな言葉が,
つい頭に浮かんでしまう。

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馬場俊英に初めて会ったのは
2004年の4月だった。

僕がよく出演している吉祥寺のライブハウス
「スターパインズカフェ」で「対バン」になり,
そこで初めて会ったのだ。

彼はその何年か前には
メジャーデビューしていて,
僕もその名前は知っていた。

彼はスターパインズカフェに
ずいぶん前からよく出演していたようで,
僕にとってはいわゆる
「格上」のミュージシャンだと思っていた。

が,そんな彼が自分と対バン,
しかも出番は僕の方が後・・・・

そんなことから,
当時の彼が置かれている現状については,
何となく想像できた。

その日のライブ,
今だから言うと,
客席はガラガラであった。
本当に,スカスカだった。

僕はバンドで出たからまだ良かったけど,
馬場さんは一人で,
ギター弾き語りで出ていたから,
あまりにも客席が静かなので,
ちょっとかわいそうな気もした。

が,彼のステージからは
キャリアを積んだ者の持つ「懐の深さ」が感じられ,
包み込むような歌声が,印象的だった。

お互いのライブを終えた後,
スターパインズカフェのスタッフの方が

「馬場さんが友達になりたいって言ってましたよ」

というので,
馬場さんを探したら,
彼はCD販売のコーナーに一人で座って,
自分のCDを売っていた。

当時の僕は,売るCDすらなかったので,
ライブを録音したMDを彼に渡した。

すると彼は
「コレ,ケース割れちゃったから・・・」
といって,
売り物のCD,ちょうど発売されたばかりの
ニューアルバム「blue coffee」を僕にくれた。

再会を約束して,この日は別れた。

そして3ヶ月後の7月に
僕のイベント「BOP CITY」に馬場さんを誘うと,
「ぜひ。」と,
出演してくれることになった。

さらに嬉しいことに,
僕が渡した音質の悪いMDを気に入ってくれて,
そこに入っていた僕の曲をライブでカヴァーしたい,
と言ってくれた。

・・・・さて,この頃,
とある「きっかけ」により,
馬場さんの周囲が突然,
慌ただしく動き出しているようだった。

そのきっかけとは・・・・

あの「コブクロ」が以前から馬場さんのファンで,
ちょうどその頃,ライブで馬場さんの曲
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」をカヴァーしていて,
それがコブクロファンの間で話題になっている,
というものだった・・・・。

(以下続編に続く)
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by boppuccino | 2007-07-04 23:59 | people
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