both sides of American Casual

雑誌「オリーブ」亡き後、
かつての「オリーブ」が持っていたような、
アメカジ・スピリッツと乙女スピリッツ、
さらには「モテるためのファッション」ではない、
高い精神性とセンスの良さを感じさせてくれる
ほとんど唯一の女性ファッション雑誌「FUDGE」。

その男性版「men's FUDGE」は
今のところ年2回の発行だが、
その最新号が少し前、4月10日に出てました。
ちなみにこれがまだ通算第3号。

men'sの方も、本家に劣らずシンプルでクール、
そしてどこかストイック、
まあ要するに、センスがいい。
圧倒的に、お洒落。


そして今回の特集は・・・・

何と「アメリカ」。

ほぼ丸ごと1冊、アメカジ特集であった。
嬉しいです。

c0077105_105017.jpg













さて、アメカジ雑誌といえばやはり、
ここでも再三取り上げている
「Free&Easy」なわけですが、
「men's FUDGE」と「Free&Easy」では、
同じアメカジでも、何かが違う・・・・。

何が違うんだろ?

両誌を見ながら考えた。

「Free&Easy」に登場するアイテムは
それ単体としては
非常にレア、かつヴィンテージなアイテムで、
そのディテールについての解説やウンチクも
大変充実していて勉強になる。

そのマニアックさには
再三にわたって敬意を表し続けてきた。

が、しかし・・・・

正直言うと、
実際のコーディネート例などを見てると、
なんか今一つ、ピンと来ないことが多かった。

つまりそれは要するに・・・・

ダサい。

でも、
アメカジっていうのはそういうものだよ。

ダサいのがアメカジ。

それがイヤなら、モテたいなら、
アメカジやめて
スキニーデニムでも履けよ。

極細スキニーより
極太ワークパンツが好きだから
アメカジやってるんだろ?

ダサいのはもう仕方がないじゃないか。

がんばれよ。
しっかりしろよ。

男は見た目じゃないだろ。
きっと結果出るよ。

・・・・って思いかけていた。


が、しかし、

「men's FUDGE」を見てたら・・・

登場するアイテムは
デニムシャツや極太ワークパンツ、といった
ありふれたアメカジ・アイテムなのに、
どれもオシャレで、圧倒的にセンスが良い。

つまり、カッコいい・・・。

何だ、
まだまだカッコいいアメカジもあるのか・・・。

がんばろっ。

と、勇気をもらいました。


さて、その両誌の、
カッコ良さとダサさの違いを
生み出している要因は何なんだろう、と考えた。

で、僕の結論では、それは

「スタイリストの有無」

なのかな、と思う。

「men's FUDGE」は
ちゃんとプロのスタイリストさんが
スタイリングしてるのに対して
「Free&Easy」は
ほとんど編集長や編集部の方々が
自らスタイリングしてるような感じ。

その違い、やはり歴然としているように思われたのです。

もちろん僕は「Free&Easy」も大好きですが、
今日のところは、「men's FUDGE」の
ハイセンス、かつプロフェッショナルなスタイリングに
敬意を表したいと思います。

最後に・・・
K!君、ぜひ「men's FUDGE」、読んでみてね。


<CD of the day vol.36>

John Simon/Harmony Farm

c0077105_112320.jpg






元々はコロンビア・レコードの社員として
プロデューサー業をやっていたという
ジョン・サイモン。

ザ・バンドやサイモン&ガーファンクルなど、
数多くの名盤をプロデュースし、
やがて自身のアルバムも発表することになる。

歌は決して上手くないが、
ピアニストとしての実力、
アレンジセンスの素晴らしさなど、
まさに音楽というものを知り尽くしている、
僕にとっては理想のミュージシャンの一人だ。

彼のアルバムにはいつも多くの大物ミュージシャンが
ゲスト参加しているが、
そのすべての音が生き生きと、自然に響いていて、
それは彼がいつも
人と音楽を尊敬していることの表れだろう、と思っている。

ちなみに彼は
プロデューサーとして、
昨日紹介したアル・クーパーが在籍した
「Blood,Sweat&Tears」のアルバムを
プロデュースしている。
[PR]
by boppuccino | 2007-04-18 23:59 | products
<< a lady who call... Am I a usagi or... >>