go to meet 'Buchou'

久々に下北沢の、
カフェではなくてジャズ喫茶「HUSH!」に行ってみた。

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実は先日行ったら定休日でもないのに閉まっていて、
その次に行った時も閉まっていたので
ちょっと気になっていたのだが
最近長期休暇をとっていたらしい。

店主のSさんに

「白骨化してるのかと思った。」

と言ったら

「まあ、似たような状態だった。」

と言われた。

以前にも書いたが、
「HUSH!」は女性店主Sさんが一人でやっている店。
Sさんは通称「部長」と呼ばれているので
ここから先は「部長」と書きます。

部長は以前僕がアルバイトをしていた飲食店の店長で、
そういえば知り合ってから
もう10年ほどの年月が経つ。

かつて一緒に働いていた頃は
仕事が終わると毎日のように夕飯を食べに行ってたから、
あんまり知られたくないような事まで、何でも話していた。

でも最近は僕も、
月に1度ぐらいしか「HUSH!」に行かないし
行ってもお店は営業中なので、
あんまり込み入った話も出来ず、
何となく下らない冗談を言って、
共通の知人の近況を話して、
部長が最近買ったジャズのレコードを見せてもらって、
・・・と、そのあたりで大体いつも
新しいお客さんが入ってきて、
「じゃあそろそろ・・・」と店を出る。

それがちょっともどかしいというか、
聞いて欲しい事があったのに話せなかった、
という時もあるのだが、
逆に、そういう当たり障りのない会話や
下らない冗談を言い合うために
「HUSH!」に行く時もある。

ところで、
部長と会っていると
異性であることを、ほとんど意識しないで済む。

「異性であることを意識しないで済む」と
女性に言えば多くの場合、
「えー、それってひどくない?失礼じゃない?」
という反応が返ってくるかもしれないが、
部長の場合はそういうのではなくて、
ものすごく女性的なのに
何故かそれが気にならない。

僕にとってそういう女性は、部長だけだ。
それがすごく不思議で、心地良い。

じゃあ固い「友情」で結ばれているかというと、
そういう「友情」みたいな概念は全くないので、
それもすごく、心地良い。

ちなみに二人とも、血液型はB型だ。

ところで部長は今、携帯電話も持っていないし、
パソコンやインターネットとも全く縁のない生活を
しているという。

何故かというと、
「どうせ店にいるんだから」。

下北沢のど真ん中で、
そんなシンプルな生活をしている人がいるなんて、
ちょっと不思議という気もする。

でも実際、部長に会いたくなったら、
店に行けば必ず会える。

そういう人が存在することって、
やっぱりすごく大きいのかな、と思う。



<CD of the day vol.28>

Edu Lobo/Sergio Mendes Presents Lobo

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前回紹介したセルジオ・メンデスのプロデュースで、
エドゥ・ロボがアメリカ進出をかけて製作したアルバム。

確かにセルメンらしい
洗練されたシャープなアレンジだが、
結局アメリカ進出は失敗に終わったようだ。

そんなアルバムが20年後の1990年代に
日本のクラブシーンで脚光を浴びることになるなんて、
エドゥ・ロボもセルメンも、
まったく予想しなかっただろう。
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by boppuccino | 2007-04-07 23:59 | people
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