between formal and casual

アメカジとは場所を選ばない
タフなファッションであるのだが、
いくつかの弱点があるのもまた事実。

その一つとして挙げたいのが、例えばこんなケース。

A子さん、女性、29歳、OL、彼氏ナシ。
彼女の学生時代の同級生、K美さんは
幼いころからバイオリンをやっていて、
アマチュアなのだが今度
それなりのコンサートホールで定期演奏会があるという。

「一緒に行く人が見つかれば、観に行くね。」と
A子さんはK美さんに言ったものの、
共通の友人を誘うと

「その日は友達の結婚式で・・」
「その日は親戚の結婚式で・・」
「その日は同僚の結婚式で・・」

と、本当かどうかは知らないが
日曜日。大安吉日。
みんな結婚式参列。

仕方なくコンサートの3日前に
男子の友人数名に
誘いのメールを一括送信してみると
1通だけ参加の返事が・・・。

「久しぶり〜。前の飲み会から2年ぶりかな?
この2年で僕は20kg増えました(笑)。
日曜日、ぜひ行きましょう。
コンサート終わったら、
居酒屋で腹芸コンサート、やっちゃおうかな(爆)。」

メールの送り主はMr.KY。

「まあ、いいか。一人よりは・・・。」
ということでA子さんの返信は・・・

「ぜひぜひ。楽しみにしてます。
でも夜は予定があって(>_<)、
居酒屋はまた今度ね。。。」

で、当日。

アマチュア楽団の演奏会とはいっても
一応はコンサートホール。

A子さんは黒いワンピースを着用、
それなりにドレスアップしつつも
キメ過ぎず。派手過ぎず。(美人過ぎず。)

一方のMr.KYは・・・

アメリカの大学ロゴ入りのグレーのスウェットに
い~い感じに色落ちしたリーバイス501、
足元はニューバランス、
そしてグレゴリーのリュック。
それはまさにアメカジの王道。

どこへ行くにもこのファッション・・・。

そんなMr.KYのファッションを見て
落胆の色を隠せないA子さんが一言

「あのさぁ、K君さぁ、
学生時代からさぁ、
全然変わってないよね。何で?」

それを聞いたMr.KYは、

「え、そうかなぁ、
20Kg増えたんだけど見た目変わらない?
よかったよかった。」

と、まさか自分の
マンネリ・アメカジファッションの
「場違いぶり」を指摘されているとは、
まったく気付いていないのであった。

(終)

・・・・・・・と、
このように

「普段はいつもTシャツまたはスウェット、
ジーンズにスニーカー。
いざとなったらスーツがあるさ。」

そんな「両極端」なアメカジ派ピープルは多いと思われる。
「中間層」の「層の薄さ」、これがアメカジの弱点か?

さて、その「中間層」である、
「適度にカジュアル、
それでいて適度にフォーマル」
そんなスタイルに欠かせないアイテム、
それはやはり

「ジャケット」
つまりテーラードジャケットなのでは?

が、しかし、
アメカジ系ショップで
ナイスなジャケットを探すのは容易ではない。
だいたいテーラードジャケットなんて、あまり売ってない。

古着屋に行けばジャケットはかなりあるけど、
ほとんどがヨレヨレ、クタクタ、サイズデカ過ぎ。

そんな状態。

そこからさらに「made in U.S.A」を探すとなると、
もはや至難の業だ。

が、しかし

そんな困難をはね返すがごとく
入手したジャケットがコレ。

c0077105_2511317.gif

ネペンテスのオリジナルブランド「S2W8」のジャケット。
鳥や木や草、そしてハンター(ハンティングをする人)が
プリントされた、なかなか派手な一着。
そのプリントの絵からして
アウトドア・テイストのはずなのに
何故かアバンギャルドな雰囲気さえ漂わせているのが
いかにもネペンテスらしい。
そしてmade in U.S.A。

実はコレ、昨日書いた下北沢「ユーカリプタス」の
閉店セールで購入したもの。
定価はたしか18000円ぐらいなのだが、
閉店セール価格は、何と6800円。
この安さ、何だか申し訳ない・・・。

このプリントを
着こなせるのかどうかはともかく・・・
名店「ユーカリプタス」を忘れないためにも
大切にしたい一着です。
[PR]
by boppuccino | 2007-01-16 23:59 | products
<< Kon-Blazer will... Sayonara Eucaly... >>