dokkiri at Isetan ?
友人の若きファッションボーイ・K太君と
ファッショントークをするのが
最近の楽しみの一つになっている。
20代前半の彼はかなりのモード系だが、
僕がなつかしのアメカジ・ウンチクを連発しても
嫌な顔一つせず聞いてくれるナイスガイだ。
そんな彼に優しく言われた。
「チープ古着ばかりあさってないで、
たまには新宿の伊勢丹にでも行ってみては?
楽しいですよ」と・・・。
僕はデパート、
または丸井などビルのテナントで
洋服を買うことなんて、皆無に等しい。
伊勢丹、行ってみるか・・・。
というわけで新宿「ISETAN MEN'S」へ・・・。
そのセレクション、
噂には聞いていたものの、
実際行ってみて圧倒されました。
細かく区切られたスペースに、
「旬」なブランドがぎっしりと並んでいて、
本当の意味でセレクトされている。
今、デパートの洋服売場といえば
いくつかのお決まりのブランドのテナントが入り、
あとは礼服や下着コーナー、それでおしまい、
・・・・というのがほとんどだが、
新宿伊勢丹は、そういった他のデパートとは
一線を画するトンガリっぷりで、
他の追随を許さない。
「変わらないために、変わり続ける」を
実践している新宿伊勢丹に、敬意を表したい。
ちなみに、
アメカジ派アイテムも、けっこうありました。
アーネスト・ソーンなど
made in U.S.Aのデニムブランドが多数。
その他に、この秋注目のウールリッチも・・・。
上から5番目、
伊勢丹にその名を刻んだ、我らがウールリッチ。
モンクレールに負けるなっ。
さて、最後に、
新宿伊勢丹にて「ある出来事」に遭遇した。
それは・・・・・
僕が1Fにある香水&アロマコーナーを
フラフラと歩いていると、
キレイなオネエさんに声をかけられた。
「よかったら試してみませんか?」
「・・・はい、喜んで。」
僕はオネエさんの差し出す
いろんな香水の匂いを
次から次へと嗅いで夢見心地に・・・。
さらにオネエさんは
「肌からダイレクトにリラクゼーションを・・・」
などと言って僕の手を取り、
手の甲にアロマオイルを1滴垂らし、
さらにそれをすりすりっと塗ってくる・・・。
このすりすり攻撃を受けた僕は、
「オネエさんと仲良くなるためにも、買うしかない・・」
と決意を固めつつあったが、
その時ふと横を見ると・・・・
エ、エエッ?
何と、テレビカメラ・・・。
まさか、「どっきり」?
いや、さすがに「どっきり」ではなかったのだが、
たまたまこの時、
某全国ネットのテレビ局が取材に来ていて、
「売場の風景」ということで
僕とオネエさんの一部始終が、
全てカメラに収められていたらしい。
ヒドイッ。
しかもその後、何の断りもなく
いきなりインタビューまでされる始末。
「今日のお目当ての商品は?」
「え、いや、その・・・キレイなオネエさんです。」
オンエアされないことを祈る・・・。
でも、我に返ったおかげで、
アロマオイルは衝動買いせずに済みました。
そんな僕の右手には、
今でもまだ、オネエさんが塗ってくれた
アロマオイルの香りが・・・・。
by boppuccino | 2006-10-21 02:22 | place