A Bag For Everyone

街行く人々を眺めるのが好きだ。

といっても,
正面からジロジロ見るわけにもいかないから,
行き交う人々の背中を眺めることが多い。

そんな人々の背中には,
いつの時代もメッセンジャーバッグが・・・。

さて,東京の「メッセンジャーバッグ事情」だが,
最近はフライターグ(FREITAG)が圧倒的な人気で,
本当に,よく見かける。

以前にも書いたが,
フライターグは1993年にスイスで誕生したブランド。
リサイクル素材を使い,すべてが一点モノ。
その姿勢には敬意を表したい。
が,アメカジ派にとって,
メッセンジャーバッグと言ったら,
マンハッタンポーテージ(Manhattan Portage)」を
まっ先に思い浮かべる人が,圧倒的に多いのでは?
もちろん僕もその一人。

マンハッタンポーテージは1980年に
「すべての人のためのバッグ(A Bag Foe Everyone)」を
スローガンに掲げてニューヨークで設立されたという。

デュポン社のコーデュラナイロンを使ったバッグは多いが、
他のアウトドアブランドのものよりも
どこかクールで都会的,洗練されたフォルムが特徴。

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日本でもかなり前から,
アメカジ系ショップでそれなりに展開されていたが,
どうも最近になって,
大型ショップなどでもやたら目につく。
そしてその作りにも微妙な変化が・・・・・。

かつてはmade in U.S.A,
いや「made in Manhattan」だった
マンハッタンポーテージも,残念ながらこの数年で
その生産地を中国などに移転してしまったようだ。

悲しい・・・。

そんなマンハッタン・ポーテージのバッグについている
おなじみのブランドロゴ。

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アメリカ製だった頃のものには
ロゴの左上に「MADE IN」の文字がある。

「MADE IN Manhattan」つまり
「Made in U.S.A」であることを示しているのだが,
中国製の現行商品のロゴからは当然,
この「MADE IN」の文字が消えている。

そんなわけで「MADE IN Manhattan Portage」ロゴの
マンハッタンポーテージは,
将来の「ヴィンテージ行き」間違い無しのアイテムと言えそう。

と言いつつ,実はマンハッタンポーテージの
メッセンジャーバッグは持っていない・・・。
かろうじて最近入手したのが,この「ちびバッグ」。

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肩からかけることも出来るし,
ベルトに通せばポーチにもなる,チープかつかわいい一品。
もちろん「MADE IN Manhattan Portage」。
3200円で購入したのだが,
将来プレミアがついたりするのかどうか,
今はまだわからない。


最後に余談ですが,
かつて日本でマンハッタンポーテージの類似品で
「マンハッタンパッセージ(Manhattan Passage)」とかいう
ニセブランドの製品が出回っていた事がある。
といっても露店で売っていたわけではなく,
東急ハンズなど,きちんとしたお店で,きちんと売っていた。

商品の感じや,ロゴのデザインなど,本当によく似ていたし,
「Portage」と「Passage」だけの違いなんて,
パッと見では全然気付かないから,
僕もしばらくは,てっきり本家の新製品かと思っていた。
うっかり買わなくてよかった・・・・。

そんな類似ブランド・マンハッタンパッセージだが,
やはり本家に訴えられ,裁判沙汰になったらしい。
その判例もある。
法学部の方,ぜひ解説して下さい・・・。

「真似されてこそ一流」と言うが,
マンハッタンポーテージのバッグは,
他にもいろんなバッグメーカーに
影響を及ぼしているように思われる。

ここで改めてマンハッタンポーテージに敬意を表したい。
そして「Made in Manhattan」の復活を,強く希望します。
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by boppuccino | 2006-09-07 23:59 | products
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