good bye old shoes shop
8月31日。
8月最後の日。
とある町の,とある靴屋が,
この日を最後に,その長い歴史に幕を閉じるという。
その靴屋とは,
かつてはどこの商店街にも存在したような
「昭和の匂い」のする,町の靴屋さんだ。
聞くところによると,
創業は何と今から100年以上も前の
「履物屋」だという・・・。
昭和どころか江戸時代末期・・・・。
時代の流れとともに,また一軒,
商店街から個人経営の古い店が消えてしまうのは悲しい事だが,
まあこのセンスでは仕方がないのかな・・・
という気も,しないわけではない・・・。
さて,何故そんなお店の事を
ここで取り上げたかと言うと,
その「店じまいセール」が,かなり凄かったのだ。
歴史あるお店だけに,
過去に売れ残った古いスニーカーの在庫もかなりあったようで,
そういったアイテムを,この機会に一挙大放出していた。
それも驚きの激安プライスで・・・・。
僕が特に注目したのは
made in U.S.A時代のコンバースだったのだが,
残念ながらメンズサイズは残っていなかった。
が,しかし,レディースサイズなら,
アメリカ製の「オールスター」や「ジャックパーセル」などが
何と7〜8割引きで売られていた。
古着屋だったら
逆にプレミアが付いていてもおかしくないというのに・・・・。
そこまで安いと,たとえ自分では履けなくても
鑑賞用に一足,買っちゃいますよね?
写真は左がコンバース・レザージャックパーセル。
made in U.S.A。レディースサイズ。鑑賞用。
購入価格は何と・・・2000円。
右がニューバランス・CM321。
1994年に出た復刻版。
残念ながらmade in U.S.Aではなく中国製だが,
購入価格は,な,な,何と・・・たったの500円!
サイズもピッタリ。
こういうことがあるから,
アメカジはやめられませんね。
最後の最後にビッグ・プレゼントを残し,
その長い歴史に幕を閉じる「オリンピア靴店」。
ここで改めて敬意を表したい。
by boppuccino | 2006-09-01 23:59 | place