CRAFTED WITH PRIDE IN NEW YORK

東京・渋谷、明治通り・宮下公園交差点近く、
「美竹公園」の向かいにあるビル。

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まさに「雑居ビル」という言葉がふさわしい、
古めかしく地味なビルの2Fに、「ネペンテス(NEPENTHES)」はある。

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ビルの外には、看板も何もない。
そこに確固たる自信が窺える。

ネペンテスといえば、かつては表参道近くの
細い路地を入ったマンションの一角にある
個性的なインポートショップであった。

他のアメカジ系のお店では見られないような
アメリカ製の良質な服やバッグが置いてあり、
「上級者向け」な印象だった。

現在のネペンテスは、
「Needles」「S2W8」「Engineered Garments」など
10を超えるオリジナルブランドを展開し、
お店に置いてあるのも、
ほとんどがそのオリジナルブランドの商品だ。

インポートショップ、セレクトショップが
オリジナルブランドを立ち上げ、オリジナルの服を作る、
というのはよくあるケースだが、
大抵の場合、値段も安い代わりに品質もイマイチだったり、
デザインも、どこかのブランドにそっくりだったりする。

だが、ネペンテスのオリジナルブランドは、全く違う。
どこをとっても「本物」の手触りがする。

現在ネペンテスは東京、ロンドン、ニューヨークに
オフィスを構えて、それぞれの土地で
デザインから生産までをすべて行っているらしい。

だからネペンテス・ニューヨーク企画のブランドは、
全てmade in U.S.A。
ショップのオリジナルブランドで、
ここまでこだわっているブランドは、数少ない。

個人的には、
そのネペンテス・ニューヨークの主力ブランド
「エンジニアード・ガーメンツ(Engineered Garments)」が
特に好きで、愛用している。

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エンジニアード・ガーメンツの服は、
基本的には古き良きアメリカ服の復刻なのだが、
どこかに必ず「ひとひねり」がある。
その「ひとひねり」のセンスがとにかく抜群で、
いつも感心、いや感動してしまう。

そのちょっとしたアレンジのおかげで、
古臭さを感じさせないどころか、
モードな空気、時にはアヴァンギャルドな空気さえ
感じさせてしまうのだ。

「もしネペンテスが音楽を作ったら・・」
なんてつい考えてしまう。

僕も古い音楽が好きで、
それを現代に甦らせたい、という気持ちで
今まで音楽に取り組んできたつもりだけど、
ネペンテスの服の完成度の高さには、
まだまだとても、及ばないように思う・・・。

さて、そんなネペンテス・ニューヨークのデザイナーは
鈴木大器氏という日本人らしい。

その鈴木氏だが、最近入手した情報によると
この秋に完全復活を遂げると言われる
アメリカの伝統的ウールブランド、
「ウールリッチ(Woolrich)」のデザインは
彼が手掛けているらしい。

この件に関してはまた後日書く予定ですが、
アメカジの未来を担うのは、もしかして日本人なのかも・・・
そんな事を考えてしまう。

改めてネペンテスに、敬意を表したい。
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by boppuccino | 2006-08-27 23:59 | products
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