Pendleton meets Opening ceremony
8月31日、
台風接近による大雨の中、渋谷・公園通り沿いの
「西武渋谷モヴィータ館」にオープンした
「オープニング・セレモニー(OPENING CEREMONY)」に
初の表敬訪問。
前日(8月30日)にオープンしたばかり、
ということで、
「行列できてるのか・・・?」
とも考えたが、ちょうど僕が行った時
1Fフロアには、お客さんゼロ。
いや、台風のせいだと、思いたい・・・。
まあそれはともかく・・・
1Fの入口を入ると
すぐ右側に、どこかで見覚えのある
色鮮やかなアメカジウェアの数々が・・・・。
「ん?これは。も、もしかして・・・。」
何といきなり
「Pendleton meets Opening Ceremony」のコーナーが
展開されているではありませんか。
ウッディーなブースが、ナイスな雰囲気。
コチラは店の外からの眺め。
アメリカン・ウールブランドの古豪「ペンドルトン」と
オープニング・セレモニーとの
コラボ・アイテムが展開されているらしい、という情報は
事前に入手していたが、
メンズ・レディース共に充実していて、
かなり「本気」のラインナップ。
さて、ここで・・・
今回の表敬訪問の「目的」を遂行する時が来た。
その「目的」とは・・・
何と、
「タグの生産国表記チェック」
であった。
(笑)
「ペンドルトン」は、
ウールの生地自体は昔も今も変わらず
アメリカ国内で生産しているようだが、
シャツやジャケットなどの縫製は
ある時期(90年代後半か?)から
メキシコあたりの工場で行っているようだ。
なので、現行品の、新品の
「ペンドルトン」のウールシャツと
古着屋で売ってる、昔の、アメリカ製の
「ペンドルトン」のウールシャツを比べると
「違う。何かが違う・・・。悲しい。」
となってしまう。
悲しいのはむしろ、
そんなオールドアメカジ派の方なのかもしれないが・・・。
ここ数年も、いくつかのセレクトショップが
ペンドルトンに別注をかけた
ウールシャツやジャケットをリリースしていたが、
それらもすべてメキシコ製だった。
でもそれなりに雰囲気出てるし、
もう仕方がないこととして現実を受けとめよう、
ここ数年はそんな空気すら漂い始めていた。
だから今回もおそらく・・・・。
で、話を戻してオープニング・セレモニー店内。
ズラッと並ぶペンドルトンの
色鮮やかなウールシャツのタグをおそるおそると見ると、
「えっ。まさか・・・。」
そこには何と、
「made in U.S.A」の文字が・・・。
「信じられない・・・。」
「ウールリッチ」の次は「ペンドルトン」も・・・
「モード系アメカジ(?)」の力で、
「made in U.S.A」が復活・・・。
涙で前がよく見えません・・・。
オープニング・セレモニーの「本気度」に、
敬意を表したいです。
この姿勢をどこまで貫けるか、
そしてこの姿勢が
日本でどこまで受け入れられるか、
注目していきたいです。
by boppuccino | 2009-09-01 23:59 | place