summer breeze for vintage age
「シーブリーズ」の
スーッとするあの匂いを嗅ぐと
夏の訪れを感じてしまう。
そして十代の頃を少しだけ思い出す。
部活の後、プールの後、
教室のどこかで、
誰かがつけたシーブリーズの匂い・・・
かつてチープな「全身スッキリローション」といえば
それはもう「シーブリーズ」の独壇場、独占市場であった。
女子であれば、
他にも「8x4」などがあったのだろうが
男子にはシーブリーズ以外に選択肢はなかったので、
夏、部活の後、シャワーもない・・・といった状況において、
女子の視線が気になる思春期の男子は
とにかく、シーブリーズをつけまくった。
もちろん僕も、その一人。
そしてあれから十数年経った今も、
ついつい過去の習慣が抜けず、
夏になると風呂上がりには
でっかいボトルで買ったシーブリーズを
何も考えずにつけまくってしまうR-30世代は多いと聞く。
いや、もちろん僕も、その一人・・・だった。
が、数年前にふと思った。
「シーブリーズって今、どうなんだ?」
そういえば、若きお洒落ピープルに会っても
みんなもっとマイルドだったりナチュラルだったり、
そんな香りがするような・・・。
あんな、鼻にツンとくる刺激臭を撒き散らしてるのって、
ひょっとして自分だけ?
ひょっとして、古い?
ひょっとして、
例えば蚊取り線香のにおいを
「懐かしい・・」と感じるような、
そんなレトロ感を、
若きお洒落ピープルに与えていたのでは・・・?
・・・と、妄想は広がる一方。
そんなわけで、
数年前から、シーブリーズの使用を
一時的に自粛しているのでありました。
ちなみにシーブリーズ(SEA BREEZE)は
1902年にアメリカで発売された、
100年以上の歴史を持つ由緒正しき爽快ローション。
ってことはやはり、
アメカジ派はシーブリーズで決まり、
なのでしょうか?
みなさんの愛用状況は、いかに・・・?
by boppuccino | 2009-07-15 23:59 | products