Caori meets TaCao

「渋谷系(しぶやけい)」

1990年代の東京の音楽シーンをリードした、
様々な「洋楽」の影響をストレートに感じさせる
洗練されたポップミュージック。

そんな「渋谷系」ムーブメントが生んだ
最も偉大なアーティストは?

と聞かれたら、
僕は迷わずに、こう答えたい。



「オリジナル・ラヴ・・・・田島貴男。」






最初はバンドからスタートし、
やがて田島貴男のソロ・ユニットとなった
オリジナル・ラヴ。

1991年から現在まで、
計14枚のアルバムをリリースしているが、
R30世代の渋谷系音楽愛好家に

「オリジナル・ラヴの代表作は?」

と聞けば、
おそらく多くの愛好家が



「うーん、<風の歌を聴け(4thアルバム)> かな?」

「いや、<RAINBOW RACE(5thアルバム)> でしょ?」

「やっぱり<プライマル>収録の<Desire(6thアルバム)> だろ。」

「でも私、<結晶(2nd album)> が好き〜。」



といった意見を寄せると思われる。

ちなみに個人的には
「ELEVEN GRAFFITI」(7th アルバム)が最も好きだ。

いずれにせよ、
マニアックな音楽性を追求した「渋谷系時代」を経て
より「ポップスの王道」を追求し、
人気、知名度、完成度、
全てにおいて進化を遂げていた1990年代の
オリジナル・ラヴへの評価は揺るぎないと思われる。

が、そんなオリジナル・ラヴも、僕の印象では
1998年発表の「L」(8th アルバム)あたりから、
やや様子が変わってくる。

それまでの甘美なメロディーやハーモニー、
聴き手の想像力を駆り立てるような楽曲、
そしてゆるやかで奥行きのある「黒い」グルーヴから、
よりストレートで「エグい」楽曲と
時には無機質ですらある直線的リズムへと、
変化を遂げていく。

当初の印象では

「よりリアルさを求めるようになったのでは?」

「過去のオリジナル・ラヴを破壊して
 新たなオリジナル・ラヴへと進化するのか?」

「やっぱ売れてるアーティストは
 好き勝手やっても許されるんだなー。」

といった感じで、
好意的に受け止めていたのだが、
でも、かつてのような

「何度も何度も繰り返し聴きたい」

という気持ちには、なれなくなってしまった。

それでもがんばって、
アルバムが発売されるごとに買っていたのだが、
結局、10枚目のアルバム「ムーンストーン」を最後に、
その後の4枚のアルバムには、
手が伸びないまま、今に至る・・・。

そんな、僕のようなファンは多いのだろうか?
次第に「オリジナル・ラブ」の名前を聞く機会も
少なくなっていく・・・。



が、そんな2009年の春、突如として、
「田島貴男(オリジナル・ラヴ)」の名前を
あちこちで目にすることに・・・。

それは・・・「Caocao」。



c0077105_23244340.jpg


持田香織と田島貴男による「新ユニット」、
その名も「Caocao」が結成され、
この春公開される映画「おっぱいバレー」の
主題歌をリリース。



c0077105_23251885.jpg


曲はあの「フィンガー5」の
「個人授業」のカヴァーだという。

どういう経緯でこの企画が実現したのか、
詳しい事情はよくわからないが、
僕としては今回のように、
もっともっといろんなところで
田島さんの話題を耳にしたり、
曲を聴いたりしたい、と思います。

「渋谷系肯定派」の僕としては
過去の曲ももっと気軽に歌って欲しいな、と思う。

いや、もしくは、
僕がモノマネで歌ってもいいんですが・・・。
けっこう似てるんですよ。


いずれにせよ、「Caocao」と田島貴男氏の今後に注目。
そして「おっぱいバレー」にも、注目です。ハイ。
[PR]
by boppuccino | 2009-04-12 23:59 | sounds
<< a little and gr... olive girl meet... >>